坊主頭での号泣謝罪でアイドル界の流れは変わったか?

 生徒側のメンバーも、この話に無関係ではない。峯岸が飲み歩いていた頃、港区ではノブコブ吉村に、渋谷では澤部とよく遭遇していたそうだ。

澤部 「渋谷の居酒屋で(峯岸を)よく見て。ベロベロでそのまま寝ちゃって、居酒屋で泊まるみたいな」

峯岸 「そうですよ。モテてたら店で目が覚めることなんてないんですから」

澤部 「たしかにね! いわゆる、お持ち帰りみたいなのがないわけだもんね」

峯岸 「みんな帰っていくんですから、モテる子は。私はいっつも起きたら居酒屋で」

澤部 「本当、掘りごたつの下のところに入っちゃって寝てるみたいな」

 現役アイドルだったのに、起きたらいつも居酒屋だった峯岸。そりゃあ、自己肯定感が下がるってものだ。でも、お持ち帰りされていなかったら坊主にはならなかったはずだが……。

 そして、2013年1月。彼女が20歳のときに、峯岸のスキャンダルは報じられた。

「スキャンダルが出るとグループを辞めるメンバーがほとんどでしたが、私は心の底からこう思いました。『絶対にAKB48を辞めたくない!』」

「『AKB48のメンバーじゃない自分には価値がないのではないか』という思いから、AKB48を絶対に辞めたくないと思いました」(峯岸)