全ての選択が自分の望む通りの形になるとは決して限らないどころかそうならない場合のほうが多いつうのが世の習えであるのだが、それでも、その選択がどんな結果を産んだとしても”だからいいんじゃないか”と付け加える事が出来れば、その人生は幸せである。

 なんて感じたラスト、悔しいけれどおっさんは泣いてしまったよ。人間讃歌だったのよ。てやっぱりジョジョじゃねえか。

 つう訳で映画『エブエブ』絶賛公開中だしこれはネタバレして観ても大丈夫だとおっさんは思ったしネタバレつうかラカクーニとBenihanaのくだりは解説しといたほうがいいなと思ったしマジでD4Cでパールジャムだったしジャンピング挿入はナートゥと同じくらい好きな映画のワンシーンとなりました。

 因みにこの監督は無人島で遭難したポール・ダノ(ザ・バットマンのリドラー)がダニエル・ラドクリフ(ハリーのポッター)の死体を乗り回して家路を辿る「スイス・アーミー・マン」という3度ながら意味分かんないと思うけど活字化するとこうなりますしだから観ないと伝わんない映画も過去に発表しており、こちらも観てみると良いすよというお話。

 しかしまあ監督さんはしばらく『エブエブ』の大成功でそらまあより上質でよりトベる酒或いはク(ryにまみれてもろて欲しいなと思いました。こんなめちゃ面白い怪作、なかなか出逢えるもんじゃござんせんからね。本当にありがとう。そしてみんなもエブエブしようぜ。