現在タトゥーを入れている、もしくは入れていた芸人は、大御所でいうと「とんねるず」の木梨さん。左腕に実家の「木梨サイクル」を英語にした文字を入れていたり、「野生爆弾」のくっきーさんが全身8か所に様々なタトゥーを施していたり、「メイプル超合金」の安藤なつさんが大きめのタトゥーを腰に入れていたり、「バットボーイズ」の佐田さんや「ラフコントロール」の重岡さんのような「元不良」「THE若気の至り」といった感じで入れてしまい、現在除去しようとしている芸人もいる。

 ちなみに、一度「ラフコントロール」の重岡さんとライブが一緒になったときに楽屋の隅で着替えているのを見かけ、「なんでこそこそ着替えてるの?」と聞いたところ、広範囲に広がる入れ墨の除去跡を見せて気まずそうにしていたのを覚えている。

 除去と言えば、2019年に放送された『石橋貴明のたいむとんねる』(フジテレビ系)という番組で行われた「千鳥と行くイチゴ狩りツアー」という企画内でドラム缶風呂に入るという流れがあり、ネルソンズさんが入ることになった。ネルソンズさんの3人がパンツ一丁になったときに、岸さんの腰に入れ墨が入っていることにタカさんが気づいてしまうのだ。

 腰に入っているというより背中に書いてある入れ墨の一部が見えているという雰囲気なのだが、指摘された岸さんは若気の至りで「金剛力士像」を背中に入れたらしく、入れ墨を入れたことを後悔し、消す施術を受けていたそうなのだが、金銭的に余裕がなくなり、消す施術を途中放棄した為に中途半端に残ってしまったということなのだ。中途半端に残っている入れ墨は何とも情けなく、見事に笑いとなった珍しいパターン。