高山一実、松村沙友理、西野七瀬、白石麻衣、生田絵梨花、桜井玲香という同期メンバーが次々と祝辞を贈る中、絢爛豪華なドレス(でありながら走れると言うパフォーマンス性をも両立させたデザインで衣装さんマジパネェっす)を身に纏い、御本人が登場。穏やかな表情でのスピーチの後に自身の卒業曲「僕たちのサヨナラ」を、そして真夏さんリスペクト軍団ユニット曲「2度目のキスから」をパフォーマンス(清宮レイはしっかりと”ツッタカタッタッター”をやりすぎていた)。そして11thバスラ5日間と秋元真夏のアイドル人生は「乃木坂の詩」にて堂々たるフィナーレを迎えたのであった。訳ではなく、ダブルアンコールにて「ハウス!」後も鳴り止まぬ声、そして場内の生声リクエストに応える形でトリプルアンコールの「ガールズルール」再演をもって、本当の堂々たるフィナーレ、いや、”女の子たちは真夏に恋して卒業して行く”瞬間を迎え(てしまっ)たのであった。

 ”よく転ぶアイドル”の物理的な再演こそなかったものの、自身の卒業曲で歌詞を間違え(MCにて自供)、そして最後の最後、ステージを降りるタイミングでも出口を間違えるなど、最早それすらも意図的なパフォーマンスだったのではないかと思う程に最後の最後の最後まで”らしい”姿で魅了してくれた2代目キャプテンに改めて心からの拍手と賛辞を贈りつつ、いつかずっきゅん割烹秋元或いはズッキュンレストラン真夏のオープンを心から願うばかりのおっさんなのであった。

※ショウムライターによる乃木坂46 “11th YEAR BIRTHDAY LIVEレビューはこちら↓