真夏姉さん流石っす超カッケェすいつもと何か違うっすな冒頭に続くMCでは早速、山下美月が”よく転ぶアイドル”としての秋元をイジり、こちらが結果ライブ終盤への伏線となるのだがそちらは後述。

 単独インタビュー風の映像(にも関わらず何故か後ろでカマキリが見切れている…?)に続く期別曲ブロックでは、自身の推しである筒井あやめセンター曲である「ジャンピングジョーカーフラッシュ」を選出するという職権濫用を見せつけたかと思えば、3期楽曲「僕の衝動」ではセンター伊藤理々杏より”本気のダンス、お願いします!”と最早、自虐ネタとして自ら取り扱うまでになったダンスを無茶振られた上に当曲ラストのキメ顔パートも任された……かと思いきや、最終的に”そんなんじゃまだまだ!”と言わんばかりの伊藤(絶対的本家本元)の介入を許すという”普段は抜けてる所もあるし締める所は締めるけどやっぱ抜けてる”という秋元真夏なりのキャプテン像を貫いてみせる。

 この秋元の人柄がどれだけの局面を笑顔にして来た事なのだろう。その功績は部外者でありただのファンであるおっさんには無論到底計り知れない事なのであるが、きっと恐らく、いや絶対に、そうなのだろう。

 ここからはユニット曲のブロック。1曲ごとに映像が挟まれるというテンポ感無視の展開は”1曲ずつ衣装替えがしたい”という本人の希望だそう。うむ、真夏姉さんの好きにやっておくれよ。アタシ等はそれを観に来たんだよ。