ピンク映画出身であることをプラスに生かし、カルトとエロスを融合させた『ビリーバーズ』(2022)の強烈なインパクトがまだ記憶に新しく、23年も『恋のいばら』や『銀平町シネマブルース』、『放課後アングラーライフ』とすでに新作が3作も待機中の城定秀夫監督による映画『夜、鳥たちが啼く』が、12月9日から公開されている。
さすがに『ビリーバーズ』とまではいかないが、今作においてもピンク映画を少し匂わせるような演出は健在だ。
『東京リベンジャーズ2』2部作の続投も決まり、さまざまなジャンルの役柄を演じられることからも、実力派若手俳優として注目を集める山田裕貴。そして、今年『極主夫道 ザ・シネマ』、『妖怪シェアハウス -白馬の王子様じゃないん怪-』など、多くの話題作に出演していながらもバイプレイヤーとしてのポジションが多かった松本まりかによるダブル主演も見どころだ。
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