ケバブは食べ方で太りやすい食材になる

ドネルケバブは肉の塊を削ぎ落していく料理ですが、動物1体をそのまま使用しているわけではありません。調味料に漬け込んだ薄切り肉をドネルケバブ用機械の串に刺してどんどん積み上げていき筒状にしているのです。ビーフに関しては肉と肉の間には牛脂などを入れているのでカロリーが高めになります。肉単体ならば太る要素はありませんが、牛脂やピタパン(小麦粉)やオーロラソースが太る原因になっているのです。

ご存知の人も多いですが、小麦粉といった炭水化物は糖質量が多く、食事のはじめに摂ると血糖値が急上昇し、脂肪が蓄積しやすくなります。ピタパンは小麦粉でトルティーヤはトウモロコシ粉、どちらも糖質が高いめで屋台などで買うケバブはまさにそれですよね。とても美味しいし食べやすいようピタパンに入っているのは良いけれど、血糖値を急上昇させてしまう食べ物と知ると買うのを躊躇してしまいます。
 

ケバブを食べても太りにくくする方法

最近の研究でダイエットにおいて、摂取カロリーのみではなく血糖値の上昇に注目するべきということがわかり、糖質制限ダイエットをしている人も多いですね。ケバブを食べるときも太りにくくする工夫が必要です。
 

■ケバブを食べる前に野菜を食べる

なかにはもともとスリムな体質の人もいますが、スリムな女性の多くはさりげなく工夫しています。そのひとつが食べ順です。ケバブを食べる前に食物繊維を摂り、血糖値の上昇を緩やかにしておくと良いです。職場などでサラダを食べる時間がない場合は、ランチの30分くらい前にトマトジュースを飲んでおくことをおすすめします。
 

■野菜がたくさん入っているケバブを選ぶ

トマトやキャベツなど野菜がたくさん入っているケバブを選びましょう。
 

■しっかりと噛む

屋台料理は歩きながら食べることが多く一気に食べてしまいがちですが、よく噛んで唾液を出し消化器官を活発に動かしましょう。
 

■自分で作るのが良い

最近はコストコや大手スーパーに行くと冷凍ケバブやピタパンが手に入るようになりました。自分で作るとオーロラソース(大さじ1で約120キロカロリー)をどれくらい使用するのかもわかるしダイエット中は加減するようになります。また野菜をたくさん摂ることも意識できます。
 

最後に

ケバブのカロリーは決して低くはありませんが、1個食べれば満足できるメニューですし。腹持ちも良いので、ダイエットに適していないわけではありません。ただ、ピタパンやトルティーヤやオーロラソースといった糖質が高い材料と組み合わせ、いきなり食べてしまうと太る原因になってしまいます。ダイエット中にケバブを食べるときは、先に野菜などをお腹に入れてから食べることをおすすめします。

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