日本でもケバブの屋台を見かけるようになりました。昔と違って肉は太るものではないという考えが浸透しつつある現在では、多くの人が躊躇なく食べていると思います。ただ、本当にケバブはダイエット中に食べても良いものなのか?については、気になるところ。今回はケバブのカロリーやダイエット中に気をつけるべき食べ方についてご紹介します。
ケバブとは
ケバブとは中東の肉・魚・野菜などをローストする料理の総称です。日本人が認識しているケバブはドネルケバブといって大きな肉の塊を削ぎ落とす料理です。本来は羊肉を使用するのですが、中東でも最近はビーフを使用することが多いそうです。また日本で見かける屋台でもチキンやビーフを使用していることがほとんどです。豚肉を使ったドネルケバブは見かけませんが、それはイスラム教徒が豚肉を食べるのを禁じられているから(本来ケバブは羊肉なので)トラブルを避けるためだそうですよ。
ケバブのカロリーは?肉のみのカロリー
ビーフとチキンを使用した100gあたりのケバブのカロリーを見てみましょう。
- ビーフのケバブ(もも肉と牛脂を使用) 約330キロカロリー
- チキンのケバブ(胸肉使用) 約200キロカロリー
店にもよりますが、調味料を含めると上記くらいのカロリーを見ておいたほうが良いでしょう。
ピタパンに挟んだケバブのカロリーは?
屋台で売られているケバブは半分にカットしたピタパンに挟まれていますね。前項の肉に加えて、ピタパン(1/2枚約100キロカロリー)、マヨネーズ(大さじ1約100キロカロリー)もしくはオーロラソース(大さじ1約120キロカロリー)、野菜(キャベツやトマト約50キロカロリー)を合わせなくてはなりません。つまりビーフのケバブを30g使用すると400キロカロリー台後半、チキンのケバブなら300キロカロリー台後半になります。
ただ、ピタパンの大きさや肉の種類や量は店によって異なるので、400キロカロリーから600キロカロリー、さらにソースによってはもっと高カロリーのケバブもあると考えましょう。ちなみに、トルティーヤに巻かれたケバブも見かけますね。トルティーヤ1枚あたり74キロカロリーです。
コンビニで買えるケバブのカロリー
コンビニやスーパーで見かけるケバブのカロリーも見ておきましょう。
- 丸大「チキンケバブ風トルティーヤ」 269キロカロリー
- 丸大「ケバブ風チキン」 213キロカロリー
コンビニのケバブのカロリーは、屋台で買うものよりも小さめということもあり、200キロカロリー台におさまっています。
ケバブはダイエットに適していないわけではない
ケバブは一度に野菜と肉を食べることができます。栄養もあって腹持ちが良いのでたくさん食べないぶんにはダイエット中の人におすすめです。ただ落とし穴もあり、そちらは次項でご説明します。