【お金】自分のために使う20代、家族のために使う30代

SMBCコンシューマーファイナンスが行った「20代・30代・40代の金銭感覚についての意識調査2020」によると、「毎月自由に使えるお金」で「1万円以下」と答えた人が最も多く、20代は33.7%、30代が37.6%となっています。平均額では20代が2万8,760円、30代では2万6,684円となっています。

「スキルアップのための勉強や資格取得にお金をかけたいか」という質問に対しては、「そう思う」と答えた20代が53.2%、30代は50.4%となっています。

また「自分磨きにお金をかけたいか」という質問に対しては、「そう思う」と答えた20代が63.1%、30代は55.8%になっています。いわゆる自己投資(自分磨き)には、若い世代ほど意欲が高い傾向にあるようです。

こうしたデータから成長意欲が旺盛な20代のうちは、自分のため、自己投資のためにお金を使うケースが多いことがわかります。

一方30代は、昇給と共に使えるお金の額も大きくなるものの、趣味、遊び、自己投資などに使うよりも、結婚を機に家や車を購入するなどの大きな買い物によるローン返済や、教育費・養育費などの新たな出費が増えます。こうしたことから自己投資に使うお金が減り、家族のために使うお金が増える傾向になるのではないでしょうか。

年齢に合わせた価値観の変化を楽しみ、より自分らしい生き方を

人生のステージが変化すると、それまでは「当たり前」だと思っていた価値観が大きく変化することがあります。以前は夢中だったものに興味が持てなくなったり、反対にこれまで全く関心のなかったことに意識が向くようになったりします。

自分が予想外に変化し、戸惑うことがあるかもしれません。しかし年齢を積み重ねての変化は、多くのことを経験してきた結果でもあり、新しい自分に出会っていく楽しいプロセスと捉えることもできます。

30代以降の人生をどんな風に歩みたいかを思い描き、その自分に近づくために、今の自分に必要なものを整理してみるのもいいでしょう。自分の価値観とじっくりと向き合うことで、より自分らしい生き方を計画できそうですね。

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