清水理央(しみず・りお)
2005年1月15日生まれ、18歳の清水理央。小学1年生から硬式テニスを習っていて根っからのスポーツ少女だったという清水は、中学生2年生のときに見たミュージカルに惹かれて劇団に所属した。高校ではチアダンス部に所属し、高校3年生のときには甲子園にも応援に駆けつけたこともある。「王道アイドルになりたい」と語る清水は、日向坂46の元気さとフレッシュさが自分のポジティブな性格に合っていると感じたという。中でも「青春の馬」の前向きなメッセージに背中を押されて、オーディションを受けることを決意した。
12日の「おもてなし会」ではMCで仕切りを任されることが多く、メンバーからも信頼されているようだ。「ブルーベリー&ラズベリー」は言わずもがな、自身も好きな曲に挙げていた「青春の馬」でのセンターでのパフォーマンスは、初の四期生曲で彼女がセンターに選ばれた理由がわかる納得のステージングだった。オーラという一言では簡単に片付けられない魅力。いつしか日向坂46を代表する王道アイドルとして立っている未来が見える。
清水を一言で表すならば“元気”。オーディションの最終審査でも一切緊張も感じさせずに、笑顔を振りまく姿は日向坂46のキャッチコピーでもあるハッピーオーラを体現している存在だ。
そんな清水は、先述の「ブルーベリー&ラズベリー」でセンターに立っている。「先陣を切ってチームを引っ張って行けるような人になりたい」と語る清水は、普段からグループ内でもまとめ役になることが多いそうだ。『B.L.T.2023年2月号』では岸が「私がダンスできない時はいつも、理央が『大丈夫?』って声を掛けてくれて。一緒に踊ってくれるから、すごくありがたいなって」と語っている。
ちなみに清水は、運動能力チェックでは石塚瑶季とともに50m走ではデッドヒートを繰り広げ、自身は50m走とハンドボール投げの2種目でトップになるなど、持ち前のスポーツの才能を見せつけている。いつでもスマイルをこちらに向けている清水だが、内に秘める熱さも彼女の魅力だ。