5.部分マッサージにチャレンジ

部分マッサージは、基本的なマッサージをした後にやりましょう。
どちらか1つでもOKです。

  • その1.わんちゃんが大好きな耳のマッサージ
  • その2.首・肩のこりを取るマッサージ

その1.わんちゃんが大好きな耳のマッサージ

うちの子ともっと仲良く ふれあい愛情マッサージ
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

親指と人差し指で軽く持ち、外方向へスライドさせます。

その2.首・肩のこりを取るマッサージ

うちの子ともっと仲良く ふれあい愛情マッサージ
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

肩甲骨の辺りから脇の辺りまでを、親指で軽く押すように触ってあげましょう。

ワンポイントアドバイス

・ダックスやコーギーなどの胴長犬種は背中から腰のラインをチェック

うちの子ともっと仲良く ふれあい愛情マッサージ
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

ヘルニアになりやすいと言われる胴長の子は、首元からお尻まで、背骨に沿って両方の親指で軽く押してあげてください。痛がるポイントがあれば、獣医師さんに伝えて診察を。

・触られるのが苦手な子は手の甲でなでよう。

うちの子ともっと仲良く ふれあい愛情マッサージ
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

手のひらで触られると「掴まれる!」と思って怖いのかも…。手の甲で触れると安心してくれやすいです。短時間から慣らしてあげましょう。

6.シニア犬におすすめのマッサージ

シニア犬マッサージは、基本的なマッサージをした後にやりましょう。
どれか1つでもOKです。

  • スキンローリング
  • バイブレーション
  • 肉球マッサージ

スキンローリング

うちの子ともっと仲良く ふれあい愛情マッサージ
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

フニフニ触ってコリや病気を早期発見に繋がることも。背中からお尻にかけて、皮膚だけをつまんでフニフニとマッサージを。
硬いところが見つかったり、愛犬が痛がったら、コリや病気の可能性も。痛がる部分を30秒ぐらい手のひらで優しくさすってください。毎日続けると柔らかくなってきます。
それでも硬かったり、痛がる場合は病院へ。

愛犬が痛がるサインはこちら

・ハット目を見開く
・振り向く
・逃げる
・触った場所がビクッとする

顔の前に鏡を置くなどして愛犬の表情を見てチェックしてあげましょう。
優しくしても痛がる場合は動物病院へ。

バイブレーション

うちの子ともっと仲良く ふれあい愛情マッサージ
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

ブルブルゆすって関節ケアを行います。多くのシニア犬が悩みを持つ関節ケアのマッサージです。関節を両手で挟み、手の重みだけでブルブルゆすりましょう。

うちの子ともっと仲良く ふれあい愛情マッサージ
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

肩をゆする時は脇を挟むようにして、ゆすってください。

肉球マッサージ

うちの子ともっと仲良く ふれあい愛情マッサージ
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

肉球をムニュムニュ押して血行を促します。動く機会が減ると、血行が悪くなって肉球が冷えてきます。下に記載している順番でムニュムニュしてあげましょう。
温かいおしぼりなどで肉球を温めてからマッサージするとさらに効果的です。
小型犬の場合は綿棒を使ってもOKです。

うちの子ともっと仲良く ふれあい愛情マッサージ
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

①掌球と言われる一番大きな肉球から始めよう。
「爪切じゃないよ」と知らせるサインにもなります。

②左右どちらからでもよいので指の肉球をムニュムニュ。

③指と指の間に飼い主さんの指を入れて広げてください。

④指の肉球と掌球の間も忘れずマッサージを。

7.さらにプラスしたい5つのポイント

以下のような5つのポイントを押さえながら、マッサージをしてみてください。

ポイント1.まずは飼い主さんがリラックス

ポイント2.声をかけて始める

ポイント3.基本的なマッサージ

ポイント4.部分マッサージやシニア犬におすすめのマッサージ(どれかひとつでOK)

ポイント5.声をかけて終える

※1日1回10分でOK
※食前食後の1時間は避けてください。

8.まとめ

うちの子ともっと仲良く ふれあい愛情マッサージ
(画像=『犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)』より引用)

ペットマッサージは、「うちの子のために何かしてあげたい」という飼い主さんの想いを叶える、愛犬とのコミュニケーションです。
毎日のマッサージを通して冷えやコリといった体の変化にも気付けるので病気の早期発見にもつながります。
無理をせず、頑張りすぎないことが飼い主さんにも愛犬にも大切です。


提供・犬・猫のポータルサイトPEPPY(ペピイ)

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