ところで、志村けんがコロナに感染して亡くなってから3年近くが経つ。東村山の彼の墓には、今も大勢のファンたちが訪れているという。

 だが、彼が30年以上も住み続けていた東京・三鷹市にある豪邸は、主を失ってから空き家のままで、いつの間にか野良猫邸になっているとポストが報じている。

 数々の女性たちと浮名を流したといわれるらしいが、独身で肉親も兄が2人いるだけ。

 その一人も亡くなったようで、今は長兄が遺産を相続しているが、記念品やDVD、洋服などが山のようにあり、どこから手を付けていいかわからない状態だという。

 中には貴重な肉筆メモなどもあり、将来、志村を研究しようという人間が出るかもしれないから、丸ごと捨てるわけにはいかないのだろう。

 このままいくと固定資産税もバカにならないだろうし、家屋の状態によっては、「特定空き家」に認定される恐れがあるそうだ。

 そうなると、固定資産税が最大6倍にもなることもあるという。

 ポストではないが、このまま放置しておいても、「だいじょぶだぁ」とはいかないようだが。