【国立新美術館】黒川紀章氏の手になる流線的な建築が魅力
国立新美術館はこれまでご紹介してきた美術館と異なり、所蔵作品を持ちません。国内最大級の展示スペースでは多彩な展覧会が開催され、美術に関する情報や資料を収集・公開するなどアートセンターとしての役割を果たす、新しいタイプの美術館です。
波のようにうねるガラスカーテンウォールが太陽の光を反射してとてもきれい。円すい形の正面入り口や個性的な外観が非日常的な空間を演出しています。
子どもから大人まで楽しめるワークショップや講演会、建築ツアーなども開催され気軽に参加できます。
ミュージアムショップ「スーベニアフロムトーキョー」には、知名度やジャンルにとらわれずセレクトされた、さまざまなグッズがそろっています。漫画やアートブック、工芸品や若手デザイナーの作品など、見ているだけでも楽しそう!
国立新美術館内には展覧会とのコラボ・メニューもあるレストランのほか、3つのカフェがあります。フランス料理のコースが楽しめるレストランからカジュアルなカフェテリアまでそろっていて、その日の気分やお出かけシーンに合わせて選びたいですね。
国立新美術館
住所:東京都港区六本木7-22-2
電話番号:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間:10:00~18:00(入場は閉館の30分前まで)
休館日:火曜(祝・休日の場合は翌平日)、年末年始
【21_21 DESIGN SIGHT】日々の生活に新しい視点を
東京ミッドタウン内ミッドタウン・ガーデンの中にある21_21 DESIGN SIGHT。ここでは「日常」をテーマにした展覧会のほか、トークやワークショップなどを通じてデザインの楽しさに触れることができます。
ディレクターにはファッションデザイナーの三宅一生氏、グラフィックデザイナーの佐藤卓氏、プロダクトデザイナーの深澤直人氏ら、豪華な顔ぶれがそろいます。
地上1階にギャラリーとショップ、地下に2つのギャラリーがあり、そのほとんどが地下に埋まっている独創的な建物の中は、外観からは想像もできない空間が広がっています。
建物の設計を手がけたのは、世界的に有名な建築家の安藤忠雄氏。長さ54メートルの鉄板屋根は、三宅一生氏の服づくりのコンセプト「一枚の布」からイメージを得ており、建築物の美しさも楽しむことができますよ。
21_21 DESIGN SIGHT SHOPには、佐藤卓デザインの「プロダクトロゴ」をモチーフとしたオリジナルグッズをはじめ、開催中の展覧会にまつわる書籍・アイテムなどが並びます。ショップスペースには無料で入れるので、デートのついでにふらっと立ち寄るのもいいですね。
21_21 DESIGN SIGHT
住所:東京都港区赤坂9-7-6 東京ミッドタウン ミッドタウン・ガーデン内
電話番号:03-3475-2121
開館時間:10:00~19:00(入場は18:30まで)
休館日:火曜、年末年始、展示替え期間
たまには美術館巡りでのんびりデートを楽しんでみては?
「美術館なんてなんだか難しそう……」という人も、インスタ映えスポットを探すつもりで気軽に美術館を訪れてみましょう。新しい趣味を発見できるかもしれませんよ。
東京都内には展示はもちろんカフェやショップ、建築美も楽しめる魅力的な美術館がたくさんあります。ぜひ、次の週末はアート巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか。
提供・UpU
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