話題のショップやカフェに出かけるのもいいけれど、ときにはのんびりアート巡りを楽しんでみてはいかがでしょうか?東京都内には魅力的な美術館がたくさんあります。非日常の空間を切り取ってインスタ映えも楽しめる、都内で注目の美術館を写真付きでご紹介します。ぜひ週末のデートプランの参考にしてくださいね。
【東京都現代美術館】2019年3月にリニューアル・オープン
常に動き続けるコンテンポラリー・アートを肌で感じることのできる東京都現代美術館。およそ3年にわたる休館を経て、2019年3月にリニューアル・オープンしました。
若手作家の作品を中心に、現在の収蔵作品数はなんと約5,400点!これらの作品はMOTコレクション展として、多数の収蔵作品の中から毎回100~200点の作品が選ばれ、(一年の間)3、4期に分けて展示されます。
また、東京都美術館美術図書室(1976~1995)の資料を引き継ぎ、資料総数27万冊を所蔵している美術図書室は壮観!近現代の美術に関する図書・展覧会カタログや美術雑誌等を無料で見ることができます。
誰もが気軽に現代美術に触れられるよう、現代美術作家と一緒に作品制作などを体験できるワークショップ等、多彩なイベントなども開催されています(HPから申し込みが可能)。
現代アート関連書籍をはじめ、「ここでしか出会えないモノ・コト」を発見、体験できるミュージアムショップも。展覧会の図録やMOTオリジナルグッズなども販売されています。
日替わりのサンドイッチやオリジナルのドリンクを楽しめるカフェのほか、レストラン「100本のスプーン」もあるので、のんびり一日かけて美術館内巡りを楽しむことができますね。
東京都現代美術館(MOT)
住所:東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
電話番号:5777-8600(ハローダイヤル)
開館時間:10:00~18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜、年末年始、展示替え期間
【根津美術館】ゆっくりとした時間が流れる庭園も見どころ
実業家・根津嘉一郎氏(1860~1940)が集めた、日本・東洋の古美術品コレクションが展示されている根津美術館。コレクション数は7,400件を超え、その中には国宝7件、重要文化財87件、重要美術品94件がふくまれており、見応えたっぷりな美術館です。
根津美術館のもう一つの楽しみは、その素晴らしい庭園です。南青山の地で悠久のときを感じられる、いわば都会のオアシス。
自然の風景にこだわった庭園では、散策しながら四季の移ろいを感じることができます。緑豊かな庭園でゆったりとした時間を楽しみましょう。しっとりと「和」を楽しむデートに、根津美術館はぴったりの場所です。
美術館と合わせて楽しみたいのが「NEZUCAFÉ」です。美しい庭園を眺めながら、優雅なティータイムを過ごせると人気で、オリジナルブレンドのコーヒーやスイーツ、ミートパイ、ボリュームたっぷりのB.L.T.サンドイッチやニース風サラダなどが味わえます(美術館入館者が利用可)。
ミュージアムショップには、展覧会図録や絵はがき、ステーショナリー、各種雑貨などのオリジナルグッズも。人気の「燕子花図」や、古代中国の青銅器「双羊尊」をモチーフにしたグッズも必見です。
根津美術館
住所:東京都港区南青山6-5-1
電話番号:03-3400-2536
開館時間:10:00~17:00(入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜(祝日の場合は翌火曜)、年末年始、展示替え期間
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、2/29(土)~4/17(金)は全館閉館中。
(次回開館は4/18(土)の特別展「国宝燕子花図屏風-色彩の誘惑-」)
以降の開館予定については公式情報をご確認ください。