―連載「沼の話を聞いてみた」―

アメリカ発のカルト教団で、20代の時間をほぼすべて費やした女性Kさん。その団体を知るきっかけは、母親が経営していたエステサロンに教団が書籍の営業をかけて来たことだ。そして幹部が立ち上げたビジネススクールへ入学し、セミナーで出会った信者に誘われ、本部へ所属し、正式な「信者」となったのが前回までの話。今回は、教団で行われていた「プログラム」について聞いてみた。

カルト体験談202302-2a
※写真はイメージです(以下同)
入信すると早々に、精神のステージを高めることを目的にした「サウナに入るプログラム」が課せられるという。サウナは普通に気持ちよさそうだが……? と思ったら、大間違いだった。