ーー約8年間のアイドル活動を終えようとしている今、率直な心境と、今後の活動についてお聞きできますか。
服部:今年5月の卒業を決めたのは、チーム8の活動休止のタイミングなんです。私にとって8は、学校以上に時間を共にした居場所で、まさに“青春”そのもの。この8年間を振り返ってみて、私は「自分自身よりも、人を幸せにすること」に喜びを感じるタイプなんだって気づいたんです。誰かを笑顔にすることが好き。ここで得た「人を幸せにしたい」という目標に向かって、卒業後は“自立”していきたいと考えています。
ーーAKB48の自由な風潮とチャレンジ精神によって “自分らしさ”に気付けた服部さん。最後に、ファンのみなさんに伝えたいことをお願いします。
服部:8年間アイドルとして活動してきて、ここ2、3年で多くの夢を叶えられました。雑誌の表紙グラビアや、舞台、それこそ今回の映画にも出演させていただけたりと、自分の名前がいろいろな作品に載ることがすごくうれしかったです。この映画は初めての映像作品なので、多くのファンのみなさんに楽しんでいただけたらなと思います。
アイドル活動はもちろん楽しいですが、最近はAKB48としてではなく、1人の「服部有菜」として闘う機会も増えてきました。これまでアイドルとして培ってきた経験に加えて、別世界に挑戦してきたことによって、今の自分が出来上がったんじゃないかなって。卒業まであと4カ月ほどですが、みなさんへの感謝の気持ちを忘れず、残り時間もたくさんの思い出を作っていきたいです。
この先も、目標に向かって挑戦し続けて、“自立”していく姿をお見せしていきます!