ーー最近の服部さんは、舞台やミュージカルでも活躍されてきましたね。

服部:初めて舞台作品に出演したのは、2021年の『マジムリ学園-蕾-RAI-』でした。正直なところ、どう演じたらいいかわからないし、とにかく人前で演じることが恥ずかしくて、「もう舞台はいい!」って自暴自棄のようになったこともありました(笑)。それでも、2回、3回と回を重ねるごとに、自分とは違う人間になれることの楽しさや、私らしい表現を見いだす喜びに目覚めたんです。

 21年~22年にはミュージカル『ジョン マイ ラブ-ジョン万次郎と鉄の7年-』に出演させていただいたんですが、そこでもすごく貴重な経験をさせていただいて。AKB48のライブパフォーマンスでは決められた振り付けがありますが、ミュージカルでは即興やアドリブもある程度、自由にできるんですよ。そういったところで、舞台っておもしろいなと思うようになりました。

 あ、でも、『ジョン マイ ラブ』ではめちゃくちゃセリフを噛んじゃった日があって……その公演の様子は、配信で残っちゃってます。きっと、おもしろい姿が観れると思います(笑)。