ーーえ!? それはどういう?
服部:子どものころの記憶なんですが、実家のリビングにUFOの写真が飾ってあったんです。コルクボードに家族写真が何枚か貼られていたんですけど、その端っこに、雲の中にUFOが映っている写真があって……。気が付いたらなくなっていて、家族の誰かが撮影したものなのか、もらいものなのかもわからないんですけど、家族に聞いても正体は不明で、真相は今も謎のままなんです。
ーーUFOの写真……映画と、まさかの共通点! とはいえ服部さんは今作が映画初出演で、AKB48としての普段のアイドル活動とは違って、慣れないこともあったかと思います。撮影で苦労したことは?
服部:今までのお仕事で一番緊張したかも……って思います。いつものアイドル活動では、私、本番でもあんまり緊張しないんですよね。むしろリハーサルのほうが、スタッフさんなど多くの大人が目の前にいるので、緊張しちゃうんです。
映画の撮影は、最初から最後まで監督さん、カメラさんたちの前で演技するっていう状況なので、ずっと緊張しっぱなしでした。舞台に立つときは、感情がスッとノるタイプなんですけど、映像は撮影もシーンごとに撮るので、感情の切り替えが難しかったです。
ーーAKB48としての活動のときとは違う、マインドセットの方法は?
服部:とにかく撮影現場では、何も考えないようにしました。「誰も私のことなんか見てない!」って思うようにしていたんですけど、カメラが回った瞬間、空気がピリッて変わるんですよ! 失敗している姿を見せたくないというプレッシャーから、空回りしちゃったことも……。
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