ベテラン芸能リポーターの城下尊之氏が、とかくあおり・あおられがちな芸能ニュースをフラットな目線で、おちついて解説!

――2022年、巨額の投資トラブルが発覚し、所属事務所を退社し芸能活動を休止していたTKOの木本武宏が、1月23日に謝罪会見を開きました。

城下 昨年中にも「会見を開くべき」という声がありましたがコロナ禍などを理由に先延ばしにし、ようやく開きましたね。木本さんはFX投資で、後輩芸人ら10人分の資金1億7000万円を集めてトレーダーに預けましたが、6000万円が戻っただけでトレーダーと連絡が取れなくなっていました。さらにその穴埋めのために4人分、5億円を不動産投資家に預けましたが、1億6000万円が戻ったもののやはり連絡が付かない状態に。会見では、投資家たちとは連絡がつき、残りの返済額約4億円はさまざまな協力を得て、今は約3分の1程度におさまっていると説明。「各方面に申し訳ない」と謝罪しつつ、「僕は詐欺にあったという認識だった」と強調していました。