万引きにまつわる驚きエピソード2つ

万引き犯は、あらゆる方法で万引きをしようとしています。実際にあったエピソードを2つ紹介します。

古着屋で服を万引き、自分の服をハンガーにかけて売り場に戻す

令和3年の6月中旬の午後14時頃、私は、たまに行くリサイクルショップで夏服を見てたんです。そのリサイクルショップは個人営業で、いつも店主(50代くらい)が一人で店番をしてます。

その日は私と女性(60代前半)の二人だけのお客でした。

その女性は青いTシャツを着てたんですが、Tシャツコーナーから動かず、何回も試着室に入っては出て、またTシャツを試着室に持っていき出てを繰り返してました。

私ははじめは怪しいとは思わず、随分この人、試着室に入る人だなと思う程度でした。

でも私も、同じTシャツのコーナーに居たのでTシャツを見てたら、あれ?と思うTシャツが、あったんです。

それは、全て値札がついてるはずなのに、ついてないし、ハンガーにかけられてますが、なんか変なんです。

私は、もしかして、この女性の仕業かなと思いました。要は古着なんで、自分の着てた服をハンガーにかけて売り物のTシャツを着て、そのまま着て帰る泥棒だと思いました。

その時には、女性は居ませんでした。盗まれたTシャツは青です。その女性も青のTシャツを着ていました。

同じ色なら怪しく思われないと思ったのかも知れません。そう思った直後に店主が寄ってきて「あのーお客様、失礼ですが、バックの中を見せて頂きたいのですが?」と言われました。

私はとっさの事で意味がわからなくて「えっ、どうかしたんですか?私のバック?」と聞いたら、なんか、その女性が、帰り際に店主に私がTシャツを万引きしてると通報したらしいです。

私は万引きなんかしてないので、すぐバックを見せて、逆にTシャツ万引きされてますよ。と内容を言いました。

その値札のついていないTシャツを説明しました。

店主は「あらあら、なんてこった」と慌ててましたが、警察に連絡しようとしました。

店主からは謝罪されましたが、とても迷惑な話でした。

(50代・女性)

万引きしている男の子に遭遇

ドラッグストアで買い物をしている時に整髪料を見ている男の子2人がいました。年齢は3〜5歳の兄弟でワックス等使う歳ではないことと変にソワソワしていたので迷子かな?と思っていました。私は女性ですがショートヘアでワックスを使っていたのでその子達の近くの商品が欲しく近くに行くと、小さいワックス二つをポケットに入れ瞬間を見てしまいました。(え!これは万引きになっちゃう!)と思い慌てて声をかけようとするとガッ!と肩を掴まれ振り返ると店員さんが……まさかと思っていると『お宅の子が万引きしたよね?ちょっとお話できますか?』と言うので、全力で経緯と私は独身でこの子達とは赤の他人であると話しますが信じてもらえず。この子達にも違うと言ってもらおうと振り返るとすでに姿は無く困り果てていました。

すると、その兄弟と兄弟の母親らしき人がお会計に行くのが見えたので、店員さんに伝え一緒にその親子の所へ行きました。男の子のポケットを見てもらうとやはりワックスが2つ入っていました。母親は私のせいにしようと騒いでいましたが、警察を見た途端おとなしくなり、やっと認めてくれました。どうやら母親が子ども達に指示を出していたそうです。子ども達は万引きは初めてだったこと、万引きはいけないことだけど親に言われたからやったと言っていました。この兄弟がこれからグレずに育って欲しいと思いながら、まさか万引きを見ただけ、止めようとしただけで自分が疑われるとは夢にも思いませんでした。

(30代・女性)

セルフレジのトラブルに注意

セルフレジでの万引きを疑われないためには、会計の際にバーコードを読み込んだか確認し、レシートをもらっておくことが重要です。

うっかり持って帰ってしまった場合に万引きを疑われてしまったときは弁護士に相談すれば罪にならずに済むケースもあります。とはいえ、故意に持って帰ってしまった場合でも、弁護士に一度相談してみるのがよいでしょう。お店との示談により罪にならないケースもあります。

便利なセルフレジですが、トラブルも増えていますので、万引き犯と疑われないよう注意して買い物を楽しんでください。

文・fuelle編集部