お世話になった女性が退職するときには、印象的なプレゼントを用意したいものですよね。ですが難しいのは、予算やプレゼントのマナーなのではないでしょうか。そこで今回は、お相手の女性との関係別におすすめの退職プレゼントをご紹介します。
お世話になった女性への退職プレゼントのマナーとは?
お世話になった女性が退職をするときには、感謝の気持ちを込めたプレゼントを用意したいものですよね。
ですが、お相手の女性の好みがわからない時やプレゼント慣れしていない時には「どんなものが退職のプレゼントにふさわしいのだろう?」と悩んでしまうことも。
そこで今回は、お相手の女性がきっと喜んでくれる珠玉の退職プレゼントと、プレゼントに添えるのにぴったりなメッセージカードを関係別にご提案します。
また、最後には番外編として退職する側の女性のギフトについてもお届けしていますのでぜひそちらもチェックしてみてくださいね。
まずは知っておきたい、退職プレゼントにNGなアイテムからチェックしていきましょう。
退職プレゼントにNGの品物とは?
本来であればうれしいプレゼントですが、実は選び方を間違えると失礼になってしまったりお相手の迷惑になってしまうこともあります。
まずは退職プレゼントに贈ってはいけない品物からチェックしていきましょう。
■ ハンカチ
女性への定番でもあるハンカチですが、実は漢字で「手巾」と書き、「手切れ」を連想させることから退職プレゼントにはNG。
お相手の女性が20代~30代でカジュアルな関係かつ、あまり風習を気にしないという方であればアリかもしれませんが、目上の方や取引先の方への退職プレゼントには避けたほうが良いでしょう。
■ 靴下
比較的プチプライスで贈りやすい靴下ですが、「踏みつける」という意味があるものなので避けるべきでしょう。
同じ理由で靴やスリッパ、下着類も退職プレゼントにはNGです。
■ 櫛
女性へのプレゼントに喜ばれそうな櫛ですが「苦(く)」「死(し)」と、縁起の悪い音が入っているため退職のプレゼントには不向きです。
■ 文房具
可愛いデザインのものも多い文房具ですが、文房具のプレゼントには「勤勉に」という意味が込められています。
特に目上の方への退職プレゼントや、定年退職をされる女性へのプレゼントには辞めたほうが良いでしょう。
ただ、20代~30代ぐらいの同僚や後輩への退職プレゼントであれば喜ばれる可能性もあります。
■ 現金・商品券
実用的でよさそうに思える現金や商品券ですが、お相手の生活苦を危惧するような意味合いを含むため避けたほうが無難です。
商品券は同じような意味を持つため退職プレゼントには不向きですが、カフェのプリペイドカードなどお相手の女性の好みに合うものであれば失礼には当たらないことも。
同僚や後輩が退職するというときには、選択肢に入れてみるのも良いかもしれません。
■ 持ち帰りが面倒なもの
退職のプレゼントにはぴったりと思われがちな花束やお酒の詰め合わせなど持ち帰りが大変なものは避けたほうが無難。
お相手の女性が車通勤であればよいのですが、電車通勤や自転車通勤の方には持ち帰りが負担になります。
特に50代、60代の女性の場合は体力が落ちていることもあるので要注意。
また、要冷蔵のものや割れやすいガラス製品、香りの強いものなども避けたほうが良いでしょう。
予算は?
退職プレゼントの予算は、お相手との関係にもよりますが個人で渡すなら3,000円ほどが相場でしょう。
定年退職の時など複数人でプレゼントを贈るときには、10,000~30,000円ほどの予算を組むのも良いですね。
また、短期間のお付き合いの方など気を使わせたくない場合は1,000円ほどのプチプレゼントが良いでしょう。
いずれにしても、職場で慣例がある場合にはそちらに従うのが無難です。