こども家庭庁の創設によって生活はどうなる?

これまでは、子ども向けの政策といっても実際に政策を作るのは大人であり、子どもの意見を直接取り入れたものではありませんでした。

こども家庭庁では、「直接子どもや若者を集めて意見を聞く会を開く」「政府の会議に子どもが参加できるようにする」「子どもや若者にもわかるように情報を発信する」「SNSを活用する」などで、若者から意見を聞く機会を増やし、政策に子どもの意見を反映していく方針です。

こども家庭庁の創設によって、子育て世帯や子どもたちが政策に意見できる機会が大きく増える見通しです。また、集められた意見が政策に柔軟に反映されることにも期待されています。

実効性のある政策に期待!

こども家庭庁は、政府における“こども政策”全体のリーダーとしての役割に期待がかかります。ただし、子どもに関連する政策の縦割り行政を克服しようとする試みは見られたものの、幼保一元化は見送られるなど、本来の目的を踏まえると不十分という見方もあるようです。

より実効性のある“こども政策”に向けて、改善を継続していくことを願うばかりです。

文・fuelle編集部