いつもの毎日が変わってしまうと不安ですよね。

外出が気軽にできないと、ストレスもたまります。

ずっと不安とストレスを抱えっぱなしでいると、心の病気になってしまうこともあるんです。

けれども、不安な時はどのように過ごせばいいのでしょうか?

不安を打ち消して、少しでも心が楽になる方法を考えてみたいと思います。

不安な時どうすればいい?不安解消に瞑想?

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

先が見えない不安で押しつぶされそうなときには、瞑想をするといいでしょう

気軽に外出できず、自宅待機で時間が空いてしまった今こそ、瞑想をしてみませんか。

瞑想っていえば、むずかしく感じるかもしれません。

でも瞑想とは、簡単に言えば集中するということです。

瞑想の例
  • 読書に集中すること
  • 絵を描くことに没頭すること
  • 目の前の花を一心不乱に見つめること

とにかく、時間を忘れて何かに集中することは全て瞑想といえるんです。

心配事や不安な事を今だけは忘れて、夢中になって没頭できることを探してみましょう。

ずっと不安を抱えたままだと心が疲れてしまうので、一時的でも心を不安から解放して心を休ませてあげる時間を作りましょう。

不安解消にはカラダの動きを止めてみよう

『yoganess』より引用
(画像=『yoganess』より引用)

カラダの動きを止めて心を安定させる

ヨガの経典『ヨーガスートラ』には、「ヨガで何より重要なことは、心の波をしずめることだ」と書いてあります。

心は不安や心配で、まるで風の日の湖のように波立ちます。

不安が大きくなればなるほど、強風の日の湖のように心の波は荒れ狂います。

その心の波をいかにしずめるかが、ヨガの大きな目的だと『ヨーガスートラ』には書いてあるんです。

『ヨーガスートラ』には心の波をしずめる方法…つまり、不安解消の方法がたくさんまとめられています。

たくさんある不安解消法の一つとして、長時間にわたって快適な姿勢で座るというものがあります。

なるべく疲れない座り方で座り、まばたきもせずにじっとカラダの動きを止めること。

カラダの動きを止めることで、心の動きも止まり心の波が安定するのだというのです。

だまされたと思って、一度ためしてみてください。

長時間じっとカラダの動きを止めることで、どれだけ不安解消できるか実験してみましょう。

安楽座

「快適な姿勢で長時間動かずに座ってください」と言われたら、多くの方はイスにもたれかかって座るでしょう。

けれども、そういう座り方は意外と疲れがたまります。

首や肩、腰などに知らず知らずのうちに負担がかかってしまうんです。

一番カラダに負担がかからない姿勢は、実は正しい姿勢

「正しい姿勢をとるなんて、疲れる」と思うかもしれませんが、人間のカラダは正しい姿勢でいる時が最も負担がかからないようにできているんです。

そんなわけで、まっすぐ背筋が伸ばしやすい、安楽座の方法をご紹介します。

安楽座のやり方
  1. 両足をのばして、床に座る。
  2. ひざを外に開き、右足をまげてカラダの方に引き寄せる。
  3. ひざを外に開き、左足をまげてカラダに引き寄せる。
    ポイント
    右足のかかとと左足のかかとが、カラダの中心で前後に並ぶようにするとベスト。

    できない場合には無理をしなくてもOK。
  4. 背筋をまっすぐにのばし、手のひらを天井に向けて足の上におく。

不動のものを想像する

長時間にわたって動かずに座るために、安楽座の姿勢をとったら大きな岩を想像してみましょう。

大地とか、岩石とか、巨大なビルでもいいですね。

ゴジラとか怪獣とか、そんなものを想像してもいいでしょう。

とにかく大きくて、ちょっとやそっとでは絶対に動かないものを想像して座ってください。

不思議なくらい、どっしりと安定して座ることができますよ。