不安な時こそ呼吸を安定させて解消しよう
不安解消のコツは自律神経
不安解消のコツは、自律神経を安定させることにもあります。
自律神経には交感神経と副交感神経という二つの神経があります。
- 交感神経とは?
- 活動するための神経。
交感神経が働いている時は目が覚めて、カラダもよく動き、頭もクルクル働く。
- 副交感神経とは?
- リラックスをするための神経です。
副交感神経が働いている時は眠たくなり、カラダも重くなり、頭も休眠モードに入る。
この交感神経と副交感神経のスイッチが上手に切りかわっていると元気でいられるのですが、このスイッチが乱れはじめるとカラダが不調になります。
カラダが不調になると、心も不安定になってしまいます。
ですから、自律神経を安定させることが心の安定につながるわけですね。
自律神経を整える呼吸法
自律神経を整えるのに役立つのが呼吸法です。
『ヨーガスートラ』にも、「乱れのない呼吸は安定した心を生む」と書いてあります。
呼吸法はいつでもどこでもすぐに実行できますから、さっそくやってみましょう。
- やり方
- まずは、安楽座の姿勢をとる。
- ポイント
- 安楽座の姿勢がとりにくいという方はイスにすわってもOKですが、背筋はのばしておきましょう。
- 背筋を伸ばした姿勢で、8秒間吐き、4秒間吸いこみます。
- ポイント
- 重要なことは、しっかり吐くということ。
しっかり息を吐くことができれば、吸う方は意識しなくても、自然にカラダに空気は入っていきます。
8秒間でしっかり息を吐くということを意識しましょう。
- 8秒間しっかり息を吐いて、4秒間息を吸い込む。
- ひたすら繰り返す。
- まずは、安楽座の姿勢をとる。
呼吸だけに全神経をむけて、余計な心配事は全て頭から追放しましょう。
これも瞑想の一つですが、かなり有名な瞑想法といえます。
どんな方でもすぐに気軽にはじめやすいですから、ぜひお試しください。
不安な時は瞑想で不安を打ち消そう
いくら瞑想をしたって、瞑想が現実の困った問題を解決してくれるわけではありません。
けれども、瞑想で一時的にでも不安から離れてみることで見えてくることもあるのです。
そして何より、不安から少しだけでも解放されることで、心も元気になります。
先の見えない不安が続く時こそ、心の健康が大事です。
瞑想で心を元気にしたら、ヨガなどで気分転換するのもオススメですよ。
提供・yoganess
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