この問題を解決するには、この大会のロールモデルともいえる大会を見てみる必要がある。
その大会とは、元ツインカムの島根さだよしさんが発起人となり、芸歴の為に世に出るチャンス、大会出場資格を制限された”笑いの地肩が強い”芸歴15年以上の芸人にスポットを当てた大会「G-1グランプリ」だ。
ジカタのGを取って「ジカタ№1グランプリ(G-1グランプリ)」と命名され2022年に第一回大会を開催。この大会は「THE SECOND」とは違いメンバーのひとりでも15年以上の芸歴があれば即席ユニットでも出場可能、さらにネタは漫才だけではなくコントでも、ピンでも漫談でもユニットネタでも出することが出来る。2023年に行われる予定の第二回大会は「人生は、変えられるんだ」と、テーマに「崖っぷち№1グランプリ」に改名した。
肝心の審査員なのだが、第一回大会は芸人の渡辺正行さん、ノッチさん、宮迫博之さん、伊勢浩二さん、そして演出家でテレビディレクターの長久弦さんが務めた。