第二回大会では元めちゃイケのプロデューサー明松功さんが総合プロデューサーに就任し、放送作家の鈴木おさむさん、YouTube番組「街録CH」の主宰・三谷三四郎さんが審査員をする予定である。
一回目は芸人も審査員として入っているが、二回目は今のところ放送作家さんやディレクターさんという裏方さんが審査をすることになっている。
たしかにこの人選はとても良い。同じ職種ではなく、同じような業界に携わっているが違う職種が審査したほうが角が立たず、冷静な審査が出来るかもしれない。しかしこれはG-1グランプリというネタの種類を問わない大会なので、成立した可能性がある。もし「THE SECOND」のように漫才に特化した大会だとどうなのだろう。
正直、漫才というのはとても難しく、漫才を書ける作家さんというのはほとんどおらず、作家さん全体の割合から見てもかなり少ない。漫才はお笑い業界において特殊な専門分野と言っても過言ではない。しかもその漫才に特化した芸人だけを審査するとなるとどれだけ売れていようが、どれだけ有名だろうが、作家さんには難しい可能性がある。