外食・会食が多い場合:交際費などがかさみ、貯蓄はほとんどできないかも……

外食や会食が多い場合は、毎食のようにお金がかかるため食費と交際費がかさみます。お昼に会社近くのお店へランチに行ったり、毎週末遊びに出かけたり会食していては、被服費や娯楽にかかる費用などを抑えないと、貯蓄はほとんどできないでしょう。

  • 家賃:5万5,000円
  • 水道光熱費:7,000円
  • 食費:2万5,000円
  • 通信費:7,000円
  • 日用品費:4,000円
  • 交際費:4万円
  • 被服費:1万円
  • その他(交通費や保険料など):1万円
  • 貯蓄・予備費:2,000円
    合計:16万円 「若いうちはお金を使ったほうがいい」とも言われますが、最低限、結婚式に呼ばれたときのお祝いや、出張での立て替えなど、必要なときに必要なお金が引き出せないのは心もとないですよね。少しずつでも貯蓄にまわせるように工夫をしたいものです。

    貯蓄する場合:手取りの1/4を設定できればかなり貯蓄できるけれど……

    確実に貯蓄したいという場合は、収入から先に貯蓄額を差し引いてしまいましょう(先取り貯蓄)。一般的に一人暮らしの場合「収入の1/3を貯蓄できるとよい」と言われていますが、新入社員の皆さんは何かと難しいこともあるでしょう。ここでは1/4を貯蓄に設定しました。
  • 家賃:5万5,000円
  • 水道光熱費:7,000円
  • 食費:3万円
  • 通信費:4,000円
  • 日用品:4,000円
  • 交際費:5,000円
  • 洋服代:5,000円
  • その他(交通費や保険料など):1万円
  • 貯蓄・予備費:4万円
    合計:16万円 交際費は週末にお茶をする程度、洋服はセールでまとめて購入し、通信費も家でのネット契約はせず格安スマホのみにするなど、かなりの節約が必要となりますが、しっかりと貯蓄分を確保できそうです。

    ただし、若いうちしか経験できないこともたくさんあるので、特別な目標や計画がある場合を除いては貯蓄分をその他にまわしたり、投資などをはじめてみてもいいでしょう。

    家計をシミュレーションして、自由に使えるお金を意識しよう!

    生活パターン別にお金の使い道をシミュレーションしてみました。こうしてみると家賃が毎月の支払いの大部分を占めていることが分かります。物件選びや、その他の固定費の見直しだけでも、毎月貯められる金額が変わってきますよ。

    また、最近では格安スマホに乗り換えるなどして通信費を抑えている人が多い一方で、サブスクリプションサービスの利用によって毎月の固定費が無自覚に増えている人も多いのではないでしょうか。必要なもの、不要なものを見極めて、後悔しないようなお金の使い方を今から実践しましょう!

    提供・UpU

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