お好み焼、好きですか?自分でおいしく焼けますか?今回は、「お好みソース」でおなじみの「オタフクソース」が開催しているお好み焼教室に潜入!最近めっきり外食やお惣菜に頼りがちな方に最適なイベントでした。教室で習ったお好み焼のおいしい焼き方と絶品ソースをご紹介します!
仕事帰りの参加もOK!「お好み焼教室」体験レポート
お好み焼教室が開催されているのは、東京都江東区木場にある「おこのみスタジオ」。オタフクソースが運営するこちらのスタジオでは、お好み焼教室をはじめ、たこ焼き教室やランチ教室など、さまざまなイベントが開催されています。
参加するには予約が必要です。持ち物はエプロンと三角巾。参加費は税込1,000円です。昼間の部の他、日中働いている人向けの夜の部があります。
1階のショールームには、「お好みソース」に使われている野菜や果物のサンプルのほか、オタフクソースの商品がずらり。
「こんなにソースの種類があったんだ……」と思いながら、さっそく2階の教室に向かいます。
先生はオタフクソース株式会社 お好み焼館 お好み焼課の川上智世さんです。
── 先生、よろしくお願いします! 自炊力が低い私でも大丈夫ですか?
川上智世さん(以下、川上):お子様でも作れるので、大丈夫ですよ!
まずソースからご紹介です。お好みソースの独特の甘みは、中東のフルーツ、デーツ由来のものなんです。ぜひ食べてみてください。
── 甘い!プルーンに似ている気がします。
川上:プルーンと干しブドウの中間のような甘みですよね。鉄分やカルシウム、カリウムなど、栄養素が豊富に含まれているんですよ。
今回体験したのは、夜間に開催されているビジネスパーソン向けのお好み焼教室。お好み焼・とん平焼きを作ります。
材料はこちら。野菜がすでにカットされているのが楽ちんで嬉しいですね。
ちなみに、今回のレシピは野菜の量が生地の倍以上。野菜がたっぷりだと、ふんわりした食感のお好み焼になるんだそうです。
そして、こちらがオタフクソースによる「お好み焼こだわりセット」。昆布粉末が混ぜられているミックス粉、やまいもパウダー、天かす、すじ青のりが含まれています。
やまいもパウダーは生地をふわふわにしてくれるのだそうです。また、オタフクソースの天かすは、イカ天入りで密かな人気商品なのだとか。
さっそく調理開始!
最初に、水とやまいもパウダーをボウルに入れます。粉の飛び散りを抑えるため、水から入れるというのがポイント。そして泡だて器で混ぜますが、このとき泡立つくらいがベスト。その後、ミックス粉を一気に入れて混ぜます。小さいだまが多少残るくらいでOKです。
生地を混ぜ終わったら、野菜の入ったボウルに天かすを半量入れ、生地をお玉2杯分、卵を1つ割り入れます。黄身を崩し、卵が生地の全体に行き渡るように混ぜましょう。
混ぜ終わったら、200度に熱したホットプレートの上にタネを乗せます。厚さが2センチ程度になるように広げたら、周囲のタネを内側に寄せて形を整えます。
まずは約3分。蒸気が出てきたところで、豚肉を川の字に並べてひっくり返します。
ひっくり返したら、ふたをして約4分。早く焼き上げたくて表面から押さえつけてしまうのはNGです!
なお、自分で焼くタイプのお好み焼屋さんではふたがないことがありますが、その際も生地を押さえつけないほうがいいのだそう。
4分程度経過したところで、ふたをオープン。
もう一度お好み焼をひっくり返し、蒸気を飛ばしながら仕上げに2分程度焼きましょう。コテの先を生地に少し刺してみて、生地が出てこなければ火が通ったサインです。焼き上がりました!
お好みソースは、ずらりと並んだ豊富なラインアップから選べます。
今回選んだのは、20代に人気の2種。ハラペーニョが入っている「大人の辛口」と、関西のユーザーと共同で開発したという「お好み焼たべたい!」。
ソースの上からはマヨネーズを。素早く横向きにかけたあと、コテの先で縦に線を引くと、お店に出てくるような「いい感じ」の見た目になるのだと教わりました。
ほらほら、なかなかいいんじゃないでしょうか……?上からお好みで青のりをかけて完成です!