主演ドラマが想定以上の惨敗となったことは尾を引きそうだが、意外にも「ダメージは少ない」と芸能事務所のマネージャーは否定する。

「本田は、ヒロインや2番手、3番手ではそれなりにヒット作はあるものの、主演となると代表作と呼べる作品がない、珍しいタイプの“人気女優”だからね。元々実績のあった女優が主演作の数字で不調をきたすようなことがあれば落ち目と言えなくもないけど、彼女の場合は良くも悪くも、大してダメージはないんじゃないかな」

 確かに、本田の主演作では『アオハライド』(2014年)はヒットしたものの東出昌大とのW主演であり、まずまずの成績を残した映画といえば『鋼の錬金術師』(2017年)『今夜、ロマンス劇場で』(2018年)『空母いぶき』(2019年)など、いずれもヒロインや2番手・3番手のポジション。ドラマも、好調だった月9『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』シリーズや、話題となったNHK『オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』シリーズはいずれも主演作ではない。本田の主演作といえば?と聞かれてもピンと来ない人が多いのが実状だろう。