部活もの作品でも野球やサッカーとかなら経験者でなくてもどんなスポーツか観客はわかっているし、理解もしているだろう。しかし航空部はマイナースポーツなので、専門用語が飛び交っても理解できない。『ブルーサーマル』ではその専門用語を……一切説明しないというスタイル。練習試合、対外試合などでなにやら凄いことが起こって、主人公のたまきが逆転勝利を収めても何がすごいのか、よくわからない!
なんとなくわかることは「上昇気流」を掴まえて、相手より上に飛べば有利になるってことだ。「ブルーサーマル」とは上昇気流のことである。
だから劇中で「ブルーサーマル」って単語が出たら、何か必殺技が出たぐらいの感覚で見てもらってOK!
こんなことになったのは、上映時間が103分で原作コミックス5巻分をこの尺に凝縮したため、マイナースポーツのルールなんて説明してられないってことかな?