お正月は親戚みんなで実家に集まる、という人も多いのではないでしょうか。賑やかな年越しができると、新年を明るく迎えられそうですよね。しかし、明るい雰囲気が一変、大事件のせいで大変のことになったという人も……。

 今回は、お正月に泥棒に入られてしまったという衝撃的なエピソードを紹介します。

◆楽しいお正月のはずが…

楽しいお正月のはずが…
写真はイメージです。(以下同じ)
「祖父は地主で、自分で言うのも変な話ですが、うちの実家は地元でもかなり裕福なほうでした。毎年お正月には実家に親戚みんなで集まって、にぎやかに年越しをします。子どもたちもあわせたら総勢20名くらいかな……? 深夜には歩いて5分くらいのところにある神社へみんなでお参りをしに行くというのも毎年恒例でした」

 話をしてくれたのは神山祥子さん(29歳・仮名)です。2年前のお正月、祥子さんは結婚1年目の夫と共に祥子さんの実家に帰省しました。新婚夫婦を迎えての宴会は大盛り上がり。いつもより楽しい大晦日だったといいます。

「0時ちょうどくらいでしょうか。男性陣はかなり酔っぱらっていましたが、べろべろ……というわけではなかったのでいつも通り初詣に行くことになりました。みんなでぞろぞろと家を出て、神社に足を運びます。そこまではいつも通り。お賽銭を入れて、おみくじを引いて、甘酒を飲んで、またぞろぞろと家に帰ります」

 そして0:30、家に着いた祥子さんたちはとんでもない状況を目の当たりにしました。