日向坂46『紅白歌合戦』で締めくくる22年、来年の怒涛のスケジュール

 『ひなくり2022』を終え、2022年は残すところ『NHK紅白歌合戦』のみ。4回連続の出演となる今回は「キツネ」が披露されることが発表された。同曲は2rd「ドレミソラシド」のカップリング曲で、ライブでは必ずと言っていいほど披露されるキラーチューン。今年リリースのシングル「僕なんか」や「月と星が踊るMidnight」をパフォーマンスすると思っていたファンも多かっただけに、少々意外な選曲にも思えたが、この1年で成熟したライブパフォーマンスを見せてきた日向坂46の集大成を示すにふさわしい楽曲だ。

 こうして振り返ってみると、22年は日向坂46にとって激動の1年だったように思う。東京ドーム公演の夢を叶えたことで、この先の新たな目標が定まり、グループとしてのモチベーションはこれまで以上に高いはず。来年の2月には『四期生「おもてなし会」』、4月には横浜スタジアムにて『4回目のひな誕祭』の開催が決定している。

 4期生という日向坂46の未来を作っていく個性あふれるメンバーが、グループをどのように活性させていくのか。そして、これまで全員選抜という体制を取り続けてきた日向坂46が4期生の加入によって、どのような表現手法を提示してくれるのか。まだまだ坂道を駆け足で登り続ける日向坂46から目が離せない。