『乃木坂46時間TV』では、3月にリリースされた29thシングル「Actually…」が初披露され、センターを5期生の中西アルノが務めることも発表。イレギュラーな新曲とセンター発表とはなったが、加入したばかりの5期生がセンターを務めることへの賛否両論も巻き起こり、また中西の活動自粛によって、山下美月と齋藤飛鳥によるダブルセンターverのMVを急遽撮り直すなど、新体制への期待と裏腹に大きなひずみを抱えることになる。
当時は賛否を巻き起こした「Actually…」であるが、楽曲に関して言えば、これまでの乃木坂46“らしさ”からの脱却を感じさせるという意味ではポジティブな意義をもたらしていたし、前向きなチャレンジだったと思う。ただ、結果的に中西を矢面に立たせてしまったことも事実で、彼女はもちろん5期生たちのその後の活動を考慮しても、より慎重な対応が必要だったとも感じる。