いよいよ、中学・高校・大学の受験の季節が到来します。
親としては少しでも良い進学先に進んでほしいと願い、ついつい子どもにガミガミ言いがちです。しかし、言い方次第で子どもはやる気を失ってしまうかもしれません。
そこで今回は、お母さんが受験生の子どもに言ってはいけないNGワードを5つ紹介します。
NGワード1「早く勉強しなさい」
子どもにもペースがあるので、「早く勉強しなさい」という声掛けはNGです。
特に今の時期は、子ども自身も勉強しなくてはいけないことを十分わかっているのでピリピリしています。急かされると、「今からやろうと思っていたのに、むかつく」と余計に反抗的になるかもしれません。
筆者の周りにいる高学歴の人達は、「親に勉強しなさいと言われた覚えがない」と言います。彼らは自分で勉強の大切さに気付き、何をすべきかをわかっているので、自分で決めた計画に沿って勉強を進めます。
親は子どもを信じて見守ったり、自分から勉強したくなるように働きかけたりしたほうがよいでしょう。
NGワード2「頑張って!」
「頑張って!」という言葉も、受験生には「もう十分頑張っているのに…」と重荷になる可能性があります。
応援の気持ちで声掛けしたくなる気持ちもわかりますが、グッと抑えて見守るようにしましょう。
NGワード3「○○君はもっと頑張っているんじゃない?」
他人と比べる言葉がけは、絶対にNGです。子どもは、親に他人と比べられるのをとても嫌います。
何歳になっても、親が自分より他の子のほうを評価している言葉を聞くと、悲しい思いをしたり、やる気がなくなったりするでしょう。
親としては焦ってしまうかもしれませんが、他人とではなく、本人の過去と比べるようにすることをおすすめします。