「真剣に生きているけども、傍から見ると笑ってしまう」という笑わせ方
徹子 「今、イケオジって言われてるそうですけど。イケてるオジさん」
鶴太郎 「イケてるオジさん、ねぇ~。40年経ったらこんな変わりました」
私服画像を頻繁にアップする鶴太郎のInstagramが、話題になっているらしい。白髪で枯れた仙人風の容姿と、ピアスやイヤリングなど現代的なアクセサリーの融合でお洒落な雰囲気を狙っているように思える。ここ40年間で、すっかり仙人の風格を会得していた鶴太郎。
鶴太郎は、見るたびに痩せている。ガリガリなのに顔の大きさはそのままなため、顔と身体の大きさがミスマッチなのだ。“逆・大谷翔平”というか。
何を目指してこうなったのだろう? Instagramを見ると、まるで「LEON」(主婦と生活社)みたいな撮り方だし。女性用ショーツでさえブカブカになるので5歳児用パンツを穿くという“内側”と、LEON風フォトの“外側”も、またミスマッチな融合だ。
そして、話題は現在の彼の日常について。つまり、ヨガに関してである。
「夜10時くらいに起きまして、それからヨガの準備をして。そして、ヨガが全部終わるのが朝5時ですね」(鶴太郎)
夜の概念がおかしくなっている鶴太郎。もはや夜勤だし、一周回って夜更かししているのと同じだ。アメリカの株専門のデイトレーダーみたいな生活サイクルというか。体内時計に逆らっているし、昼夜逆転の生活を送ると自律神経失調症も心配である。
でも、こうじゃなきゃダメな理由がある。朝5時に起き、正午までヨガを続けると、鶴太郎は仕事ができなくなる。あと、彼はこの健康法を人に推奨しているわけでもない。自分が心地良いと思ってやってるだけ。もしかしたら、心地よさで脳内麻薬が出まくり、あまり眠くならないのかもしれない。
真剣に生きているのだろうけど、傍から見ると少し笑ってしまう。それは、鶴太郎だって百も承知だ。事実、彼には狙っているフシがある。それが現在の笑いの取り方だ。彼の生活についていけない前妻が「生活のすれ違い」を理由に離婚を切り出した際、鶴太郎は「ヨガ離婚」と自虐していた。やっぱり、彼は狙っている。
しかも、7時間かけてヨガをやった後、鶴太郎は2時間半くらいかけて食事を摂るのだそう。そりゃあ、奥さんとすれ違うはずである。