【妊娠38週目のママ③】お腹の張りが!前駆陣痛も!

妊娠38週目の頃になると、前駆陣痛と呼ばれる不規則なお腹の張りを感じるようになります。

陣痛のお腹の張りは、一定のリズムでやってくるものですが、前駆陣痛の場合のお腹の張りは、本当の陣痛とは違い、不規則にお腹の張りがやってくるのが特徴です。

お腹の張りが不規則なものから、ある一定間隔でやってくる規則的なものに変わったら、本格的な陣痛がやってきたサインになります。

前駆陣痛のお腹の張りが始まったら、お腹の張りがやってくるタイミングをメモなどして、本格的な陣痛に備えるようにしましょう。

また、妊娠38週では、いつ赤ちゃんが出産したいと、いつ陣痛が起きてもおかしくない時期になります。

本格的な陣痛のお腹の張りがやってきても慌てないで済むように、準備をしっかりと整えて、タクシー会社の電話番号なども控えておきましょう。

また初産の人と経産婦の人では、前駆陣痛の起こり方が違ってきます。経産婦の場合には前駆陣痛がなく突然本陣痛になる人もいます。経産婦の人は特に早めに準備を始めておくことが大切になります。

【妊娠38週目のママ④】子宮口が開く

妊娠38週目になると子宮口が開き始めます。

妊娠38週目になると、子宮口は1cmから2cm程度開く人が多いようですが、陣痛が早めに来る人の場合は、すでに子宮口は陣痛が起こる目安とされる3cmになっている人もいます。

子宮口の開き具合というのは、自分で確認することはできません。

子宮口の大きさは妊婦健診の時の内診で確認することができるので、妊婦検診で子宮口が開き始めていると言われて初めて気が付くママも多いものです。

子宮口の開き方は経産婦の人の方が早いと言われていますが、子宮口は初産でも経産婦でも個人差が大きいので、その時のお医者さんや助産師さんの指示に従いましょう!

また子宮口の開き具合等には個人差も大きいので、他の人と違うのではないかとあまり気にし過ぎるのも良くありません。

【妊娠38週目のママ⑤】出産兆候が始まる人も!

すでに正産期に入っている妊娠38週目というのは、いつ出産してもおかしくない状態になっています。

そのために、妊娠38週目で子宮口がすでに3cmに開いていてもおかしくはありません。

また、おしるしが来たり、本格的な陣痛が来たりする人もいます。

陣痛が来る前に前期破水と呼ばれる破水が起きてしまう人もいます。前期破水は量が少なく、尿漏れと勘違いしてしまうこともありますが、量とは違い自分の意思で止めることはできません。

また、尿の独特の臭いであるアンモニア臭もしないのが特徴です。

破水の可能性がある時には、すぐに病院へ連絡をしましょう。破水が止まらない場合には、陣痛がきていなくても妊娠38週であればそのまま分娩に入る可能性があります。

妊娠38週目はどうやって過ごしたらいい?!

お腹の中の赤ちゃんも、お母さんの体も、徐々に本格的な出産に向けて着々と準備が進んでいく時期が妊娠38週目になります。

お腹もかなり大きくなり、ママの体も動きにくくなっているものですが、そんな妊娠38週目というのは、いったいどのような過ごし方をしたらいいのでしょうか。

ここからは、妊娠38週目の過ごし方についてみていきましょう。

【妊娠38週目の過ごし方①】外出は?

妊娠38週目の過ごし方、外出はどうしたらいいのでしょうか?!

外に出ることが好きなママにとっては、妊娠38週目には外出はしてもいいのかどうか気になるものですよね。

出産してしまうと、赤ちゃんの世話や、体力的な面でなかなか外に外出することは出来なくなります。

赤ちゃんが生まれる前に、買い物などをすべて済ませたり、友達と食事に行ったりしたいと考える人も少なくないでしょう。

しかし、いつ陣痛や破水が起きてもおかしくないのが妊娠38週目になります。

外出先で、万が一の事があったときに、すぐに対応できるとは限りません。

妊娠38週目は、妊婦健診以外の外出は避けて、家の中か家の周辺を散歩する程度にしておきましょう。

また、妊婦健診や散歩などで外出する時には、いつ陣痛や破水が起きてもおかしくないように、母子手帳や保険証、タオルなどを持ち歩きましょう。

またすぐにタクシーを呼べるように、スマホにタクシー会社の電話番号を入れておくことも大切です。