12月18日に開催された「M-1グランプリ2022」(ABCテレビ・テレビ朝日系)での、山田邦子の審査が話題になっています。

◆山田邦子、来年オファーがあったら「もちろん引き受けますよ!」と即答

2021年で審査員を引退すると表明した上沼恵美子とオール巨人に代わって、今年は初の参加となる山田邦子と、2016年と2017年に経験がある博多大吉がつとめました。

山田邦子といえば、40代以上の世代にとっては『オレたちひょうきん族』(フジテレビ)の「ひょうきん絵描き歌」や『邦ちゃんのやまだかつてないテレビ』(フジテレビ)からのパロディユニット「やまかつWink」こと「やまだかつてないWink」などが懐かしく思い出されますが、記憶にない若い世代からは審査員に決まった時点でとまどう声もありました。

そのせいもあってか、出場者と同じくらい注目の的となり、決勝オンエア中、ツイッターには山田邦子の審査についての賛否のコメントがあふれることに…。

番組終了後、本人のツイッターアカウントに宛てて、賞賛やねぎらうメッセージもある一方、批判や「来年は審査員を引き受けないでください」といったツイートが寄せられています。

山田邦子は肯定的なツイートにお礼やコメントするだけではなく、否定的なものについても返信しています。

「点数辛口やったなあ」には「決勝戦で甘口ばかりもどうかと……」と答え、「ブレっブレで最悪でしたな。過去のM1見てれば平均点くらいわかるでしょ」には「的確で、公平な審査をしたつもりです」とハッキリと回答、「競技漫才の審査員は、みなそれぞれの立場で軸を持ち、真剣に論点を説明します。山田さんは何一つなかった。(中略)二度と引き受けないで下さい」には「そーですか?ちゃんとやりましたよー」と返しています。

また、12月21日『ナイツ ザ・ラジオショー』(ニッポン放送)の生放送に山田邦子が電話出演。ナイツ土屋伸之から、来年審査員のオファーがあったら引き受けるかと問いかけられると「もちろん引き受けますよ!」と即答。その後「でもオファー来るかなぁどうかなぁ、分かんないけど」と続けました。また、今年の審査については「まだ反響が大きくて!」と驚きを語り、決勝に進む出場書はどの組も面白いので平均点を80点と考えていたことを明かすなど、同じく審査員をつとめたナイツ塙宣之と振り返りました。

今年の台風の目、山田邦子さんの審査はどうだったのでしょうか?構成作家の大輪貴史(おおわ たかふみ)さんに、山田邦子さんの登場と賞レースの順番の運について解説してもらいました。大輪さんは、かつてピン芸人「大輪教授」として活動し、2007年にはR-1ファイナリストに選出されました。