◆手を伸ばせば、あなたを助けてくれる機関があります

ひとりでは無理……と思ったら、信頼できる友達や家族など、誰かの手を借りるといいですよ。たとえば友達に「今日は彼のLINEをブロックしたわ」と報告し、励まして支えてもらいましょう。

「そんなことしてくれる人いないし」というなら、それこそ専門家を頼るべきです。心療内科もカウンセリングルームも、今の時代はとてもオープンになりました。私がかつて離婚をした頃には「駆け込むところがなくて」困りましたが、時代は変わりました。手を伸ばせばいくらでも、リーズナブルにあなたを助けてくれる機関があります。

使いましょう。使い倒しましょう。

◆辛いときは、無理にポジティブを目指さなくていい

ひとまず、彼の影を自分から引きはがす。あとは、時間が解決してくれます。あなたくらい辛いときには、無理にポジティブを目指すとますます辛くなるだけなので、あまりポジティブを目指さなくていいです。

それより、苦しいときは好きなスイーツをほおばってみたり、鏡に向かって「ま、いっか」とつぶやいてみたり、してみてください。休日に家にいるとかえって苦しくて辛いなら、予定をつめこんでみるのもいいですよ。習い事や友達とランチなど忙しくしていると気が紛れますし、少しずつ立ち直れますので。やってみてください。

抜け出してくださいね。

<文/安藤房子>

【安藤房子】

作家。恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。著書に『愛されて結婚する77のルール』など。Instagram:@ando.fusako.loveブログ:恋愛心理研究所 安藤房子の「ココロとカラダのレシピ」