夏の電気代を抑える方法
夏の電気代を少しでも抑えるためには、どうすればいいのでしょうか。
エアコンをうまく使う
資源エネルギー庁の調査によると、夏の日中に在宅している世帯では、消費電力の半分以上をエアコンが占めています。これは2番目に消費電力が大きい(つまり電気代が上がる原因になる)冷蔵庫の3倍以上です。
そのため「夏の電気代の節約は、エアコンをいかに効率よく使うかにかかっている」といっても過言ではありません。例えば次のようなことを実践してみましょう。
- すだれやカーテンで日差しをさえぎる
- 扇風機やサーキュレーターと一緒に使う
- フィルターをこまめに(2週間に1回程度)掃除する
- 室外機の周りに物を置かない
- 部屋の上の方に冷風が行くよう風向きを調整する
古いエアコンは買い替える 電気代が気になるからといって、暑さを我慢しすぎて熱中症になってしまっては危険です。お金より健康の方が大切ですので、適切に空調を使いましょう。
電気の契約を見直す
電気代を節約しようと思うと、家電の使い方ばかりに目が行きがちですが、ほかにもできることがあります。
電気の契約内容の見直しは、うまくいけば1回やっておくだけで、普段の暮らしを一切変えないままでも長期的に節約が実現できます。
まずは、自分の家の電力プランがどのようなものになっているのか確認しましょう。主に電力を使う時間帯や使う量によっては、同じ電力会社の中でも別の料金プランを選んだ方が安くなることがあります。自分の生活スタイルに合うプランを選びましょう。
また、もっと安い電力プランを提供している会社に電力会社を乗り換えることも選択肢の一つです。電気とガスを同じ会社で統一すると、セット割引でさらにお得になることもありますよ。
夏の電気代、もっと節約できるかも!
自分の家の電気代をチェックして平均よりも高ければ、工夫次第でもっと節約できるチャンスかもしれません。この夏は家族みんなで協力して、無理なく簡単にできそうなところから節電に取り組んでみてはいかがでしょうか。
文・馬場愛梨(ばばえりFP事務所代表)
自身が過去に「貧困女子」状態でつらい思いをしたことから、お金について猛勉強!銀行・保険・不動産などお金にまつわる業界での勤務を経て、独立。むずかしいと思われて避けられがち、でも大切なお金の話を、ゆるくほぐしてお伝えする仕事をしています。AFP資格保有。
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