◆☆背中が一発で伸びる「エアダイブ体操」(2分間)

1. 両腕を真上に伸ばし、横に倒す
1. 両腕を真上に伸ばし、横に倒す

 まっすぐ立ち、肩幅に脚を開く。息を吸いながら大きくバンザイし、片手でもう片方の手首を持つ。息を吐きながら上半身を真横に倒す。腕からワキ腹まで体の側面を気持ちよく伸ばす。

※鼻から吸って口から吐く

2. 上半身を斜め前に倒
2. 上半身を斜め前に倒す

 真横に倒した状態から、上半身を斜め前に倒す。背骨の外側の縦ラインが気持ちよく伸びていることを感じながら、5秒間キープ。腕を小刻みに上下に動かすと背中が伸びやすい。反対側も同様に。1と2を3回繰り返す。

※プールに飛び込むイメージで腕を遠くに伸ばす

 体を伸ばして回すなんて、ラジオ体操以来かもしれません。こちらもラクラクできそうなイメージですが、やってみるとギチギチと背中が悲鳴を上げてしまいました。でも少しずつ可動域を広げていくと、じょじょに体があたたまり、本来あるべき箇所に骨がおさまったような心地よさを覚えます。

◆体を本来の姿へ戻してあげる

体を本来の姿へ戻してあげる
幻冬舎
 本書が提案するくびれチャレンジは、無理も我慢もいりません。体を本来の姿に戻してあげる、とても前向きなメソッド。続けていくと体が目覚め、しなやかなラインにデザインされていくのです。でもそれは、もともと備わっていた体の可能性。理想の体への近道へ、あなたも5日間チャレンジしてみませんか。

<文/森美樹>

【森美樹】

1970年生まれ。少女小説を7冊刊行したのち休筆。2013年、「朝凪」(改題「まばたきがスイッチ」)で第12回「R-18文学賞」読者賞受賞。同作を含む『主婦病』(新潮社)、『母親病』(新潮社)、『神様たち』(光文社)を上梓。Twitter:@morimikixxx