体重に乗っては1kg単位の増減に顔面蒼白。もう数字にこだわるのはやめましょう。ボディは見た目で決まるのです。『美くびれデザイン』(幻冬舎)は、見た目重視のラク痩せメソッド。必要なのはたった5日間。

 美筋ヨガ講師/くびれデザイナーの著者、廣田なおさんが独自に生み出したのは、「ほぐす+のばす+鍛える」の簡単3ステップ。5日間だけで効果が出るの? と疑ったあなた。「実際にチャレンジしたモニターさんの中には、たった5日でウエストが7センチもサイズダウンした成功者も!」。

◆そもそもくびれって何?

 くびれ=ウエストの曲線という印象ですよね。本書によると正しくは「ろっ骨と骨盤の間にできるくぼみ」。この感覚が狭いとくびれはできないのだとか。「くびれを作るためには、ろっ骨と骨盤の間隔を広く保つことが大切」で「重要なのが腹筋の伸縮性」と本書。しかしオフィスワークやスマホ操作などで猫背が定着すると、どうしても筋肉は縮みがち。今すぐできるろっ骨チェックを、本書にならってやってみましょう。

・ペンを2本用意し、みぞおちにペン先をあてて、左右のろっ骨の一番下を探す

・左右の骨に沿ってペンを押し当てて、角度をチェックする

☆くびれが作りやすい!
画像は本書より抜粋(以下同じです)
☆くびれが作りやすい!

 ろっ骨の左右の角度が75~90°が、理想的な状態。

☆くびれが作りにくい!
☆くびれが作りにくい!

 ろっ骨の角度が90°以上の場合は、ろっ骨を締める腹斜筋があまり使えておらず、ろっ骨が外側に開きすぎている状態。

 75°以下の場合は、腹斜筋が強く作用していることで、ろっ骨が締まりすぎている状態。

 くびれが作りにくいタイプでも大丈夫。本書の5日間チャレンジを行えば、体の変化がのぞめますよ。