「忙しいし」「子育て中だし」「生きているだけでエラいし(それはそう)」。そんないいわけをしているうちに体重だけがみるみる増加。『ダイエット母さん、20㎏の脂肪をちぎり捨ててみた。』(KADOKAWA)は、5児の母で肥満生活10年以上のベテラン(?)、にーよんさんの実体験です。

 多忙につきジムやエステには通えない生活、しかし主婦だからこそできることで20㎏の減量に成功しました。それは「買い物を変えたこと」。「買い物を変えると、体型が変わる」と本書。いったいどういう仕組みなのでしょう。

◆衝撃だったATMのエラー

衝撃だったATMのエラー
(before)ダイエットを始める前のにーよんさん
 ダイエットを決意するには、きっかけが必要。にーよんさんの場合はかなり衝撃です。銀行のATMで「画面にものを置かないでください」とエラーが出たので見てみると、なんと自身の脂肪がのっかっていたのだとか。ショックが大きければ大きいほど、決意も強固になるのでしょうか。

 とはいえ5人の子育てに追われながらのダイエット、一筋縄ではいきません。でも毎日の献立を考えているのはにーよんさん。主婦の特権である買物と、食べ物を保管する冷蔵庫を管理すれば、自ずと体も管理できるはず。ここから時短ダイエットの道がひらけました。