【茶色いおりもの④】子宮がん【生理前おりもの茶色い?】

茶色いおりものが出るような出血が見られる原因には、子宮がんがあります。

子宮がんには、子宮頚がんと子宮体がんがありますが、どちらも初期には自覚症状がほとんどありません。

子宮頚がんは30歳を過ぎると発症率が高まるので、定期的に検診をすることが大切なります。

症状が進むと、子宮の内部で出血を起こすようになり、不正出血が見られるようになっていきます。

自覚症状が出るまで待つのではなくて、定期的な検診による早期の発見を目指すことが大切です。

【茶色いおりもの⑤】卵管炎【生理前おりもの茶色い?】

茶色いおりものが出るような出血が見られる原因には、卵管炎があります。

子宮と卵管を結ぶ卵管に、何らかの細菌が感染し、炎症を起こすことで、卵管炎になってしまいます。

不正出血のほかに、発熱や下腹部痛、嘔吐などを伴うこともあります。

卵管炎の治療は、感染した細菌を抗生物質で退治することで治療出来ますが、炎症が進んで膿がたまりすぎてしまった場合には、手術で取り除く必要があることもあります。

【茶色いおりもの⑥】クラミジア【生理前おりもの茶色い?】

茶色いおりものが出るような出血が見られる原因には、クラミジア感染症もあります。

日本で一番多いと言われている性感染症のクラミジアですが、女性の場合は、クラミジアに感染して1週間から3週間ほど経つと、下着に軽く茶色やピンクのおりものがつく程度の不正出血が見られることがあります。

しかし、男性とは違い、かなり症状が進まないと、明確な症状が出ないので、見落としてしまうことも少なくありません。

クラミジアの症状が進んでしまうと、生理不順や不妊の原因にもなってしまいます。何かおりものの状態などに違和感を感じた場合には早急に婦人科を受診することをお勧めします。

茶色いのおりものでも病気のことも!不安なら病院へ!

ここまで、茶色いおりものが出る原因や、茶色いおりものが出る病気などについていろいろと見てきましたがいかがでしたか。

おりものが茶色い色になる原因には、生理前や生理後の経血が混じることや、排卵出血、妊娠した時の着床出血など、心配することはない出血もあります。

しかし、何らかの病気が原因の不正出血の場合も充分に考えられます。

不正出血でも、鮮血が大量に出るような出血ではなく、おりものが茶色になる程度の出血では、ちょっとした体調不良ではないかと軽く考えてしまう人もいることでしょう。

しかし、おりものには、婦人科系の病気の異常のサインが出ることもあります。

茶色いおりものに思い当たる節がなかったり、おりものの量や臭いに何か違和感を感じる時には、迷わずに病院を受診するようにしましょう。


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