◆自然体の写真におすすめのポーズと場所
宮崎さんによると目線を外したり、指先に動きがある写真もマッチングアプリでは自然体で好まれやすいそうです。
撮影場所についても聞いてみました。
「屋外で撮影するのは自然体な感じが出やすいです。スタジオや室内撮影だと背景が限られてくるので、どうしても写真が似てきます。
公園などで撮影すると背景に緑があり自然体になりやすいのですが、例えばスーツを着た男性を公園で撮ると、サボっているサラリーマン風に見えてしまうこともあります。それならオフィス街を背景にした方が自然体になります。どこで撮るかは、服装に合わせて決めるようにしています」(宮崎さん)
◆プロのレタッチなら「会ったら別人」にならない
写真加工も、自分で加工すると色が飛びすぎたり顔が変わりすぎたりと不自然になりがちです。
プロの写真加工であれば、「会ったら別人」にならない程度にあくまで自然体に修正してもらえます。筆者の写真を撮ってもらい、加工前後で見比べてみました。
1.首、おでこのしわ除去
2.ほうれい線修正
3.頬と輪郭修正
4.アホ毛を消す
5.影を明るくし色味調整
と全部で5つ変えているそうですが、「この程度なら会ったら別人とは思われないのでは」という自然さでした。
たかが写真と思う方もいるかもしれませんが、マッチングアプリを使っている時、相手側は無数の人と比較検討しています。画面には写真のアイコンが、ずらっと並ぶのです。
一生続く縁につながるかもしれないのだから、プロフィール写真はちゃんとしたものを用意しましょう。
【Photojoy】マッチングアプリの撮影サービス。
※個人が特定されないよう一部脚色してあります。
<取材・文/菊乃>
【菊乃】
恋愛・婚活コンサルタント、コラムニスト。29歳まで手抜きと個性を取り違えていたダメ女。低レベルからの女磨き、婚活を綴ったブログが「分かりやすい」と人気になり独立。ご相談にくる方の約4割は一度も交際経験がない女性。著書「あなたの『そこ』がもったいない。」他4冊。Twitter:@koakumamt