◆ピースや上から自撮りは「昭和生まれの証拠」
アプリだけでなく、ポージングも進化しているようです。宮崎さんは「今の20代はピースをしません。流行をおさえるのであればピースや自撮りで上から撮るのはおすすめしません」と解説。
マッチングアプリで対象年齢を「30代後半から40代」で検索すると、
・上から自撮り
・ピース
・SNOWでの加工
・加工で明るくし過ぎている
こういう写真が一気に増えます。
上目遣いであごを引くのが鉄板のポーズと思っているのが昭和生まれの証拠になってしまうなんて、筆者もドキっとしました。
またアラフォー以上になると増えてくるのが、若いころの写真を使う方です。画像加工していなくても若い時の写真は写真詐欺になるのでやめましょう。せめて2年以内の写真です。
なお、コロナ前に旅行で撮影したスナップ写真は、背景の人物がマスクをしていないのを見れば「2年以上前の写真だな」とすぐわかります。
◆キメ顔よりも、リラックスした雰囲気で
ここまでNG事例を紹介してきましたが、ではどういう写真がマッチングアプリでは「いい写真」なのでしょうか。
「キメ顔すぎるより、自然体な感じがマッチングアプリでは好まれます。でも自然体といっても自宅でありのままを写すということではなく、リラックスした表情や雰囲気ということです」(宮崎さん)
マッチングアプリではよく、カフェで撮影しているような飲食中の写真を使う方も多いです。
素人の知人にスマホで撮ってもらった筆者の写真と、宮崎さんにちゃんとしたカメラで撮ってもらった写真を見比べてみました。プロの撮影した写真には思わず「うわ~、包容力ありそう」と思ってしまいました。並べると、全然違うのが分かります。ドリンクを握りしめて知人に向かってキメ顔をする私は、なんだかアホっぽいのです。