「ワーママって本当に迷惑。」
働く母にとって非常に辛いことですが、ワーママを良く思わない人は少なくありません。
事実、子どもを盾に平気で休みをとる人は多く、その姿に無責任さや横柄さを感じる人もいるでしょう。特に、ワーママのフォローに回る独身女性や男性社員は鬱憤がたまっているようです。
そこで今回は、ワーママとフォロー組の双方の意見を大調査。ワーママの主張だけでなく、ワーママの尻ぬぐいを強いられる側の意見にもスポットライトを当てました。
- ▼この記事の見どころ
- あなたは大丈夫?迷惑ワーママ度チェック
- 目からウロコ!迷惑ワーママは産前から兆候アリ
- あなたは大丈夫?迷惑ワーママが窮地に追い込まれた事例
- 喜んで助けたい!そんなワーママになるために
世間は働く母を優遇する風潮がありますが、いつの間にか甘えすぎてはいませんか?
独身時代に「迷惑だなぁ。」と感じたワーママに、自分がなっていませんか?
もしかすると、私も迷惑がられているかも…。
そんな不安がある人は、この記事をきっかけに自分の行動を見直してみて下さいね。
1.ワーママフォロー歴10年!女性社員に聞いた【迷惑なワーママ】の特徴
ワーママフォロー歴10年!大手食品メーカー正社員のAさん(女性)は、いつもワーママの尻ぬぐいを引き受けています。
ここでは、ワーママをフォローする側の気持ちが身にしみて分かるAさんに【迷惑なワーママの特徴】を伺いました。
迷惑ワーママの実態を正直に話します!今回は毒を吐かせてもらいますよ~。(笑)
①業務に責任を持たないワーママ
②子どもを盾に「休んで当然」という態度のワーママ
③繁忙期でも「我関せず」なワーママ
④ギリギリで仕事を振るワーママ
⑤お互い様精神ゼロのワーママ
この5つに当てはまるワーママは、フォロー組に確実に嫌われていると思って間違いありません。
(1)業務に責任を持たないワーママ
私が我慢ならないのは、引継ぎなしに「あとはお願い!」と帰ってしまうワーママです。業務連絡や引継ぎなしに帰宅されると、残された側はテンヤワンヤですよ。
データの整理や手順の確認から始めなければならず、負担が一気に増して非常に迷惑!責任感のないワーママの尻ぬぐいで、私が残業するハメになったことが何度もあります。
(2)子どもを盾に「休んで当然」という態度のワーママ
子どもの発熱で急遽休む。保育園からの呼び出しで早退する。このようなワーママの状況を、フォロー組は分かっているつもりです。
でも、「子どもがいるんだから休んで当然。」という態度のワーママには、心底イラっとしますね。最低限、申し訳なさや感謝の気持ちを表して欲しいです。
「すみません。」の一言もなく帰宅する後ろ姿に、呪いを掛けたくなったこともあります。(笑)
(3)繁忙期でも「我関せず」なワーママ
繁忙期やトラブルが起きている時でも、我関せずでさっさと帰宅する人も嫌われますよ。
確かに、定時や時短で帰るのはワーママの権利です。「権利だから当然。」と思う人は、嫌われる覚悟で帰れば良いと思いますよ。でも、残される側の気持ちとしては「なんで私達だけ…。」と思うのが当然ですよね。
部下や上司の理解がない!働きにくい!と嘆く前に、心当たりがある人は自分の行動を振り返ってみて欲しいです。
(4)ギリギリで仕事を振るワーママ
「明日までにお願い!」こんなお願いを平気で振ってくるワーママもいます。
経験上、こういうワーママは仕事ができない人が多いです。ギリギリになるのは、仕事の整理や連絡ができていないから。年に1~2度ならまだしも、ギリギリのお願いを繰り替える人は本当に迷惑です。
「了解です。お子さん大丈夫ですか?」って言ってあげてますけど、内心「は?またかよ!ふざけんな。」と思ってますからね。(お口が悪くてすみません!)
(5)お互い様精神ゼロのワーママ
私が有給をお願いすると「その日、子どもの行事で私が休みを入れてるんだよね…。」と暗に「休まないで。」と主張してきた上司もいました。
自分は平気で休んだり早退したりするくせに、本当に酷いですよね。休みが欲しいのはお互い様。ワーママは普段休みがちなんだから、たまの有給くらい譲って欲しかったです。
ちなみに、その上司には「分かりました。別日にします。」と伝えましたが、「次からは絶対に協力してやるものか!」と誓いました。
いかがでしょうか?
Aさんは毒舌すぎ!と感じた人もいるかもしれませんが、これがフォロー組の正直な気持ちです。
ごめんなさい!ちょっとイライラをぶつけ過ぎました。でも、勘違いしないでくださいね。ワーママの中には「助けてあげたい!」と感じる素晴らしい人も大勢いるんです。
実は、【助けてあげたいワーママ】と【迷惑なワーママ】には決定的な違いがあります。
一体どういうことなのか?次章で詳しくみていきましょう。
2.迷惑なワーママは「産前」から兆候アリ?
実は、迷惑な振る舞いをするワーママは母になる以前から兆候があります。
- 納期を守らない
- 平気で人のせいにする
- トラブルから逃げる
- 愚痴が多い
独身、または子なし時代からこのようなクセがある人は、ワーママを免罪符に益々横柄な態度をとり始めます。
このようなモンスターワーママは、「誰になんと思われようと関係ない。」、「私は私。自分のスタイルで仕事をする。」と割り切っていることが多いため、フォロー組が不満を訴えてもなかなか本人に響きません。
そして、このような一部のモンスターワーママのせいで「やっぱりワーママは迷惑だ。」とひとくくりにされている現状もあるのです。
一部のモンスターワーママのせいで「ワーママ=迷惑」とひとくくりにされるのは嫌!
確かにそうですよね。でも、フォーロー組も黙って我慢しているわけではないんです。