なかなか合意点が見いだせない会議で「良い落としどころを探る」ということがありますね。
一見、英訳が難しそうなこの「落としどころ」について今回はご紹介いたします。

(1) Compromise

とても一般的な表現で、「妥協(案)」という意味です。

【例文】
We haven’t been able to find a compromise.
妥協点(落としどころ)をまだ見いだせていない。
*CompromiseはWe have to compromise from time to time.「時に妥協も必要だ」のように動詞としても使うことができます。

(2) Common ground

直訳すれば「共通の土台」ですから、お互いに合意できる内容の意味です。

【例文】
We need to find common ground so that we won’t waste too much time discussing differences.
違いばかり話をして時間を無駄にするのではなく、落としどころを探るべきだ。
*DiscussのあとにAboutを付けてしまいがちですが、Discuss differenceが正しい用法です。

(3) Happy medium

Happyという単語に驚くかもしれませんが、Mediumは「中間」の意味。洋服のサイズでもそうですね。幸せになれる中間地点ということは、折衷案を意味します。

【例文】
After a long discussion, we were finally able to strike a happy medium.

長時間にわたる討議の末、何とか折衷案を見出すことができた。

提供・HiCareer(通訳者・翻訳者へのインタビュー記事や英語学習の情報が満載!)

【こちらの記事もおすすめ】
思わず共感する40代独身女性あるある
100均グッズで宅飲みをワンランクアップ
生活費月100万円超「ご近所セレブ」の実態
旅行のお土産、いくらが適切?
あぁ、癒やされる。飼いやすいペット5選