胃腸が悪くて悩んでいるということはありませんか?
「胸やけが起こってしまうので、あまり食べられない」という方も、「食べても、すぐに満腹になってしまう」という方もいるでしょう。
そんな胃腸の悩みを、ヨガで解決してみませんか?
今回は、胃腸の調子を整えるヨガをご紹介していきます。
胃を強くする運動にヨガがオススメ
胃の調子が悪くなってしまう、大きな原因がストレスですよね。
胃は、ストレスに弱いと言われています。
ストレスで胃潰瘍になってしまうという話は、よく聞きますよね。
ストレスを解消することで、胃の調子もよくなるということは結構あります。
ストレスを解消する方法はたくさんありますが、その一つにヨガをあげることができるでしょう。
ヨガの深い呼吸法でリラックスできますし、様々なポーズを取って筋肉を気持ちよく伸ばすことで、心身ともにリフレッシュできるんです。
さらにヨガにはストレス解消だけでなく、血液循環をよくしたり、胃下垂を改善したりするという胃を強くする相乗効果もあるんです。
そんなわけで、胃の調子を整えたいと思っている、そこのあなた!
ぜひ、一緒にヨガをしてみましょう。
血液循環の改善で、胃の調子を整えるヨガポーズ
胃の動きを良くするポイントは血液循環
胃の調子を整えたいと思った時に、重要なカギとなるのが血液循環。
血液は、胃が元気に働くために必要な様々な栄養素を運んでくれます。
ところが、血液循環が悪いと大事な栄養素がなかなか胃に届かないわけです。
栄養素がないと、胃も元気に働くことができません。
そうなりますと、胃の働きが弱くなり、胃腸の調子が悪くなってしまうのですね。
ですから、血液の循環をよくするということは、胃腸の調子を良くするためにとても重要。
その助けになってくれるのが、ヨガなのです。
胃の調子を整えるヨガ①:前屈のポーズ
前屈のポーズは、腹部に血液を集めてくれますので、胃の働きが活発になります。
また、首や背中、ヒザ裏などがよくのびますので、冷え性や疲労回復にも効果があります。
肝臓を元気にする効果もありますので、ぜひ試してみましょう。
- 胃の調子を整える前屈のポーズのやり方
- 両足を伸ばして座る。背筋とヒザをのばし、つまさきは天井の方に向けておく。
- 両腕を前に伸ばす。
- 息を吐きながら、上半身を後ろ45度に倒す。
- ポイント
- この時、背筋は伸ばしたままにしておきましょう。
- 息を吸いながら、カラダをまっすぐに戻す。
- 息を吐きながら、背筋は伸ばして上半身を前45度に倒す。
- 息を吸いながら、カラダをまっすぐに戻す。
- 息を吐きながら、足の親指を手でつかむ。
- ポイント
- もしも、足の親指がつかめない時には、適当なところをつかんでもかまいません。
- 息を吸いながら、顔を正面に向けて、もう一度背筋を伸ばす。
- 吐きながら、上半身を足の方に倒していく。
- ポイント
- この時、ヒザが曲がらないように注意しよう。
- 10秒間キープしたら、ゆっくりとカラダを元に戻す。
胃の調子を整えるヨガ②:弓のポーズ
前屈をしたあとは、背中をそらせるポーズをしましょう。
前屈と、背中をそらせるポーズを1セットで行うことで、全身の筋肉をバランスよく伸ばすことができます。
また弓のポーズをすることで、血液循環がよくなり、腸や胃の働きが高まります。
その他、腹部のうっ血を取るので、生理痛、便秘、消化不良に効果あります。
早速、トライしてみましょう。
- 胃の調子を整える弓のポーズのやり方
- うつぶせの姿勢になる。額を床につけ、両手で両足首をつかむ。
- 肩甲骨をグッと寄せる。
- 息を吐きながら、胸をそらせる。
- 息を吸いながら、①の姿勢に戻る。
- 息を吐きながら、太ももを持ち上げる。
- 息を吸いながら、①の姿勢に戻る。
- 息を吐きながら、胸をそらせ、同時に太ももを持ち上げる。
- 10秒間キープして、ゆっくりとうつぶせに戻る。