胃下垂の改善で、胃の調子を整えるヨガポーズ
胃下垂の改善で胃の調子を整える
胃下垂という言葉を聞いたことがありますか。
- 胃下垂とは?
- 本来みぞおちあたりにある胃が、おへその辺りまで垂れ下がってしまっている状態
胃というものは通常、肋骨とおへその間の辺りにあるものです。
胃下垂になってしまいますと、胃がうまく働かず胃の調子が悪くなってしまいます。
ですから、胃下垂を改善することで、胃腸の調子がよくなる場合もあります。
胃下垂は、レントゲンを撮ればすぐにわかります。
でも、ご自分でも簡単にチェックする方法もあるんです。
食べた後に、下腹部がぽっこり出るということはありませんか?
もしも、そうならあなたは胃下垂かもしれません。
「当てはまるかも」と思う人は、胃下垂を解消するヨガをしてみましょう。
胃の調子を整えるヨガ③:橋のポーズ
胃下垂を解消するためには、逆さまになることが一番です。
逆さまになると、重力で、下がってしまった胃が正常の位置に戻ってくれるのです。
逆さまになるポーズはいろいろありますが、ここではまず、簡単な橋のポーズをご紹介しましょう。
- 胃の調子を整える橋のポーズのやり方
- あおむけになり、両ひざを立てる。
- 両手で両足首をつかむ。
- 息を吐きながら、腰を持ち上げる。
- 10秒間キープしたら、ゆっくりと下ろす。
胃の調子を整えるヨガ④:逆立ちのポーズ
もう少し、難しいものにトライしてみたいという方は、逆さか立ちのポーズに挑戦してみましょう。
このポーズはより逆さまになりますから、胃下垂の解消にバツグンです。
ただし、首を痛めているという方はやめておいて下さいね。
- 胃の調子を整える逆さか立ちのポーズのやり方
- あおむけになる。両腕はカラダのそばにつける。手の平は床につけておく。
- ヒザを伸ばし、つまさきを天井の方に向けておく。
- 息を吐きながら、ゆっくりと両足を同時に持ち上げる。
- 90度まで持ち上げたら、一度、息を吸い込む。
- 息を吐きながら、腰を持ち上げ、両足を床と並行の高さまで持っていく。
- 息を吸いながら、両手で腰を支える。
- 息を吐きながら、両ヒザをひたいにつける。
- 息を吸い、吐きながら、両足をまっすぐに伸ばす。
- ポイント
- おしりをしめて、背中と足が一直線になるようにガンバりましょう。
- その姿勢で、10秒間キープする。
- ゆっくりと①の姿勢に戻る。
ヨガで胃の調子を整えよう
すぐにお腹を下してしまったり、便秘になってしまったり。
胃の調子が悪くなりますと、肌荒れや、肩こり、ニキビ、疲労感などの原因にもなってしまいます。
栄養が十分にとれないと、体調も悪くなって、風邪をひきやすくなってしまいますよね。
免疫も落ちてしまいますから、胃の調子は普段から整えておきたいものです。
ヨガで胃の調子を整えて、今日も元気な一日を過ごしましょう!
提供・yoganess
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