気軽なフレンチ「ブラッスリー ポール・ボキューズ」
今日の女子会はフレンチへ。エレベーターで12階まで上がると、左手に見えるのが「ブラッスリー ポール・ボキューズ」です。
正統派フレンチをブラッスリースタイルで気軽に楽しめるというのがコンセプトで、白と赤が印象深いモダンな店内からは東京が一望できます。どちらかと言えばデート仕様のレストランですが、女子会にもぴったりで、この日のディナーの「シェフ厳選食材で織り成すスペシャルコース」は、リヨンで食べたポール・ボキューズの味わいにも近いように感じます。
リヨンの三つ星フレンチ「ボキューズ」ブランドを日本で展開しているのは、1994年創業の高級レストランチェーン「ひらまつ <2764>」です。創業者兼会長の平松博利氏がオーナーシェフを務め、ポール・ボキューズのほか、日本初のミシュランレストラン「ひらまつ」、代官山のイタリアン「ASO」などを展開しています。
レストランウエディングにも強みがあり、近年はホテル事業にも参入。今期会社計画は経常利益の増益率が2ケタになる予想で、足元は、パーティや接待など法人需要の増加に加え、前期開業したホテルが堅調に推移している様子です。
しかし株価のほうは、同社が7月に自己株処分による売り出しを行なったため、需給悪化懸念から急落。その後も軟調に推移したままとなっています。
締めは「XEX」のバーで秋カクテルを
締めに少し飲みたい気分の時は、13階の「XEX TOKYO(ゼックストウキョウ)」のバーラウンジ「The BAR & cafe」へ向かいましょう。
和カクテルの「大葉と山椒のスマッシュ」と、秋のフルーツをふんだんに使ったフルーティーなブランデー「ヘネシーVSハイボール」はまさにインスタ映えドリンクとも言えるでしょう。
高級レストラン「XEX」グループをフランチャイズ展開する「ワイズテーブルコーポレーション <2798> 」は、カジュアルイタリアンの「ピッツァ サルヴァトーレ クオモ」なども手掛けています。収益の主力は後者のほう。
今期の会社予想は、2ケタの経常増益ですが、XEXグループのレストランウエディングの減少や、カジュアルイタリアンレストランの競争激化で、7月に発表された第1四半期は37%の大幅減益でした。
株価の回復には、カジュアルレストラングループの収益性の強化が最優先課題です。
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大丸東京のレストランは、美味しいだけでなくコンセプトも楽しめるところばかり。女子会はもちろん特別な日を過ごすにはピッタリで、株主優待銘柄としても注目したい銘柄もしっかりリサーチできるのではないでしょうか。
せっかく旧交を温めたなら、それほど間が空かないうちに「株主優待でもらった割引食事券があるから、また食事行こうよ」と誘ってみるのもよさそうですね。
※本記事で紹介する個別の銘柄・企業名については、あくまでも参考として申し述べたものであり、銘柄または企業の株式等の売買を推奨するものではありません。購入する場合は自己責任でお願いいたします。
文・岡田 禎子(CMA、CFP)/DAILY ANDS
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